bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

【ベース練】ベースのトレーニングに期待していること

毎日ではないにしろ、こつこつ練習しております。ベース!


ムスタングを弾くということ


使っているのはフェンダームスタングの新しいモデルです。


ムスタングはデザインが好きで使っています。

ネックはショートスケール。小さいので心配だったのですが、意外と応用が効きます。

もともとスチューデントモデルとして作られたという逸話もありますし


フェンダー・ムスタングベース - Wikipedia


現場で大きいジャズベースなどに持ち替えて弾いても、問題なし。


ショートスケールを活かして、高い音域にサッとと移行して弾けるのも良いところです。





さて、ベースは自分のメイン楽器ではないのもあり。練習の目的がはっきりしています。



ベース練に期待すること


・リズム感とタイム感を育てる


・全体のアレンジをイメージできるようになる


・他の楽器を弾いているときも、ベースラインにより意識が行くようになる


・単なる楽しみ!



という感じです。


ほんと単に趣味という部分が大きいです😅


それでも、タイム感の面では助かってます。

セッションの時も、いろんな人と合わせながら、自分のリズムの軸ができていく感じを実感できます。


ピアノの練習で、特にクラシックの素材で一定のリズムキープを目的にしたものって少ないのです。



ベースラインを自分で作れるようになることは、それに合った他のパートのラインもイメージしやすくなります。

この辺は、アレンジ面に大きく影響してきます。



・・・まあでも結局楽しいからやってる部分が大きいですねー!



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bosatstan.hatenablog.com

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イタリアーノ的いいとこ取り バッハ - 『イタリア協奏曲』

きっかけはグレン・グールド


この作品。最初に聴いたのがグレン・グールド盤でした。


中学生か高校生のころだったと思います。


たしか母親が、グールド演奏の『インヴェンションとシンフォニア』のアルバムを聴いていて。

「もう故人で。なんかすごくピアノも改造しちゃう変わった人だったみたい」 というようなことを耳にしていました。



当時は、バッハもグールドも特別ピンとこなかったのですが。


何かで坂本龍一がグールド好きというのを知って、尊敬する教授がそう言うならしょうがない聴くか! という

あまりに単純な動機です😂



DVDで『グールド27歳の記憶』というドキュメンタリー映像を鑑賞。


そこで、録音風景が撮影されていたのが、まさにこの曲。

その制作プロセスやグールドの人となりがすごく面白くて、

グールドはもちろんバッハを好きになるきっかけになりました。


あふれだすような疾走感のある演奏。

歌いながら熱心に練習する姿とか、慎重にピアノを選ぶ姿とか。そこはさすがシュッとした絵になる男

その演奏スタイルや、ピアノや椅子といった楽器や環境への強迫的に見えるほどのこだわりがあり。

現在では、彼は自閉性スペクトラムだったと見られています。

そこも含めて相性よかったのでしょう(笑)


いま弾いてみると

好きな1楽章と3楽章を練習してみたりしていますが。

バッハ作品の中でも、本当に軽やかで明るい曲ですね。

比較的派手なので、発表会向き。かなり弾く人いるんじゃないでしょうか。



こんなにバッハを弾くようになるとは、考えもしませんでした。特別好きじゃなかったですからねぇ。

ハーモニー面とか左手のアレンジとか、かなりバッハ作品の中でも独特で、あまり規則的じゃなく変化します。


ベースラインを弾くパートがあったと思えば、コードに変わり。対位法的なパートを弾いたと思ったら反復進行(循環コード)のように

いいとこ取りの内容になっていますね。(結構気まぐれ)



それではグールドの演奏を要チェキ!



www.youtube.com



グレン・グールド 27歳の記憶 [DVD]

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  • 発売日: 2001/06/25
  • メディア: DVD