bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

アーティキュレーションへの意識 - 最近のピアノ練習

せっかくだから 好きな曲弾こう

 

最近は、基礎練モードを一旦やめて、バッハを弾くところからはじめています。

昔ちょっとやっていたパルティータを弾くことが多いです。

 

 

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特定の好きなピアノ曲・・・〝これが弾きたいからピアノをやってるんだ!〟というものが子供の頃からないんです。ぼんやり始めちゃったから。

 

発表会で弾いたのも、ドビュッシーと坂本教授とブラームスとかそんなもんかな・・。

 

過眠症なので、今ちょっといい流れとはいえ人よりは寝るので。自分の人生の時間て本当に短いんじゃないかと思って、・・とすると好きな曲から手をつけるか!

という気持ちになりました。

 

てなると、パルティータはちょうどいい!簡単過ぎず、難し過ぎず、両手の指も動かすし曲も好きなのでじゃあこれでいくかということに。

 

パルティータは組曲なだけあって、曲ごとに難易度も違うし。舞曲のなので当時のダンスミュージックですよね。バッハはグルーヴミュージックだってライムスター・宇多丸さんが言ってましたけど、ほんとそうだよ。

 

 

一方、現場では

 

なので、レッスンで先生に見てもらってるのも、

ドビュッシーは引き続き、表現とかフレーズのまとまりを掴むために、キープ。

バッハのエコーっていうフランス序曲かな?の中の一曲をピアノピースで持っていって見てもらってます。

 

バッハも全然自分が見てない所を指摘されて、「は〜っ」ってなります。

 

グールドの演奏が耳に残っていて、左手をブツブツ切る癖が付いていました。

でも、譜面のフレーズのまとまりからいったら、切らない方がいい場所っていっぱいあるんだと。

 

思っていたよりもずっとレガートな弾き方で、横のつながりがあるものに変わっていっています。

おたまじゃくしの部分しか見てなくて、アーティキュレーションにほとんど意識がいってなかったんだなと思わされる今日この頃です。

 

 

ピアノって奥が深いね、と。もっともらしいような普通の感想で終わる😂

 

それとは別に、ミクで作ってる曲もそろそろ形が見えてきました。絵は さぴさん にお願いしてます。そちらはまた後日!

 

 

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イキフンつーかフィーリング♬ セロニアス・モンク - Monk's Music (1957)

バット・ビューティフル以降

 

この前の『バット・ビューティフル』の話じゃないけど、この人の人生はかなり破滅型に見えるのに、作る音楽はユーモラスですよね。深刻な感がしない。

 

昔聴いた時は聞き流してました。選んだアルバムがまずかったのかも・・。最近片っ端から、聴き直してます。

 

ものすごく時間感覚も独特な演奏(特にピアノソロ作品)だし、間の取り方がほんと他にいない!

ハーモニーの部分でもかなり早い時期・・50年代から、弾く音の瞬間瞬間の響きはかなり複雑になっていて。そこが魅力です。

あと、映像見るとなんだあの〝滞空時間〟の長さは! 手がジャンプしているように見える弾き方なんですよ。普通は効率悪くてあそこまでしない。

 

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〝空漠とした〟演奏と言われるのもわかる気がする。なんとなくつかみどころがない。

わざとやっているのかミスタッチで隣りの音弾いてるのか分からないところとかあるしw 不思議な演奏だなー(。-`ω´-)

 

やろうとしているところ、狙い所が違う。ブルースのフレーズを弾いててもハーモニーや解釈でいくらでも複雑になるってことを体現しながら、聴きやすい。

 

ポップアイコンのような存在です。かっこいいし

 

映像で見るととても堅気とは思えない格好で弾いてたりとか・・。50年代のアルバム、演奏が好きです。

しかしいい録音で残ってるよなぁ・・。

またしてもクリント・イーストウッドがドキュメンタリーを映像化してるらしいので、ポチりましたよ。。

イーストウッド、この人ほんとにジャズ好きなんだね。魅了され、入れ込んでますよね。

 

Monk's Music 

 

このアルバムはセプテットで7重奏って銘打ってますが、ジャズはソロ回しの時はみんな黙っている時間も長いので、それほどアンサンブルの面を聴く作りにはなっていません。最大7重奏という感じ。

 

曲のテーマ部分になると急に音が重なって元気になるw

 

モンク自身もそんなに目立ってません。でもソロ作品はともかく、アンサンブルで前に出たがる人じゃないことは確かです。バッキングしている時、ちょっかいもそこまで出さないで、わりと静かにしています。

 

いやしかし、毎度全体の雰囲気っつーかイキフンつーかフィーリング♬が、いいんですよね。

 

  

Monk's Music

Monk's Music