感情と瞑想

【感想】呼吸によるマインドフルネス 瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル

ブッダダーサ比丘 著 アーナパーナサティに関しては、ティクナットハン師とラリー・ローゼンバーグ師のものを以前読んでいました。 どの人も修行のポイントと、行程について書いているのですが、それぞれ特徴が違います。 特に、ラリー・ローゼンバーグ版は…

【ヨガやろうぜ】ケン・ハラクマ『ヨガから始まる-心と体をひとつにする方法-』

アシュタンガヨガの日本での第一人者、ケン・ハラクマさんの著書です。 ハラクマさんの本は翻訳本も含めると、結構読んでいて。その中でもこの本『ヨガから始まる』が一番気に入っています。 アシュタンガヨガはかなりアクロバティックなポーズを取るという…

スティーブン・ランクトン - 『願いをかなえる自己催眠-人生に変化を引き起こす9つのツール』(2013)

催眠関係の本は当たり外れが大きくて、ほとんど期待せずにたまたまブックオフで立ち読みしていたら、 これは何か引っかかる部分があって買って読んでみました。 現代催眠の父、ミルトン・エリクソンの弟子筋に当たる、スティーブン・ランクトン著。 チャンキ…

【ヨガやろうぜ】『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』 読んでみるぞ(前編)

ハタ・ヨーガ・プラディーピカー - Wikipedia ヨガの教典ではわりと最近作られたものです。ハタヨーガの源流。アメリカ西海岸経由のヨガもここを起源としていると言っていいんじゃないでしょうか。 昔、ヨーガ根本教典で読んだような気がするので、2度目か…

【シリーズ 心 】アルボムッレ・スマナサーラ 『気づいたら・・・もう「幸福」になっていた!』

初期仏教の日本での伝道者。 スマナサーラ長老の本はもう相当・・、20冊くらいは読んでるんじゃないのかな。 10年以上のお付き合いですね(笑) また出版された本の量が凄いんだ。 ネットでの質問にも丁寧に答えていただいた思い出があります。 今回は、メモ…

【ヨガやろうぜ】『ヨーガ・スートラ 〜パタンジャリ哲学の精髄〜』

去年買って少し読んで放っておいた本。最近読みなおしております。 個人的に、現時点で最高のヨーガスートラ解説本だと思います。 ・論理的で説得力のある解説 ・過去の偉人・賢人からの適切な引用による裏付け ・技術解説のバランスが取れていてハズレがな…

【逆に】リンパが腫れて病院を変え【良かった。逆に!】

昨日は異常なまでの過眠、寝ても寝ても疲れが取れず 今朝起きたら、リンパが腫れて明らかに首が太くなっていました。左右非対称。熱も37.7度にぶり返し。 「これヤバイやつだな、悪性だったら本当に死ぬな」と思って、もう昨日の病院には行かん!駅の近くの…

【お馴染みの】やっと微熱〜平熱圏内に戻りました。【病院ネタですよ】

今朝通院。相変わらず看護師の人の対応がしょっぱすぎる。医療事務の人は優しいのになんであんなだろうと思う。忙しい内科だからだろうか。診察券出すのイップスぎみになっています。 今日の人は目が虚無だし、事務的な対応しかしないし。 看「先生は誰です…

災い転じて福となすのか? 自閉症スペクトラムについて

パニック障害と診断されたのは10年くらい前、しかしその裏にあるのは発達障害や自閉症スペクトラムだと教えてくれたのは kyupin 先生でした。 →自閉症スペクトラム - Wikipedia (よくまとまってます✨) 何度もメール相談にのっていただき、処方なども発達障…

【不明熱だよ】このままいくと「不明熱」というカテゴリに入れられるらしいぞ!【🙆らえもん】

外来3回目。ばぁちゃんの看護師さんが自分が耳遠いのに結構上からくる 看「ハァ!?何もいっかい言って」。 僕「最初にかかったときに溶連菌かもって。で皮膚が全身むけちゃって」(手を見せる) 看「あら大変ねぇ・・皮膚剥離と。(メモる)」 僕「で、抗生…

【地味な】どうやら溶連菌感染症が有力【煉獄】

最初に実家近くの病院で、診察を受けた非常勤の医師の見立てが正しかったようで、 ・高熱 ・喉の異常な赤さとヨーグルト状の物質が出ていること これだけを見て溶連菌の疑いありとスッと診察、抗生物質と解熱剤、喉の薬が出ていました。(5日分)基本的に菌…

俺にカレーを食わせるがごとく瞑想読書もろもろ

印象に残った本のご紹介 よくわかる瞑想ヨガ よくわかる瞑想ヨガ 作者: 綿本彰 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2012/01/31 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 著者の前著『瞑想ヨーガ入門』も持っていたのですが…

〈ロドニー・イーのパワーヨガ〉長年やってるけど良い!

もう10年前のDVDで、廃盤・絶版(❔)となりプレミアがついてもとの三倍くらいの値段になっています。 ただ、筋力と柔軟性をしっかり使う前半30分、柔軟性から落ち着きに移行する後半30分とバランスの取れた良い内容です。 ヨガのDVDはかなり数見たと思うので…

『ただ、それだけ- セイラー・ボブ・アダムソンの生涯と教え』

カリヤニ・ローリー著 高木悠鼓訳精神世界系ではひさしぶりに面白い本に出会ったなと思いました。伝記ものはミルトン・エリクソンの本以来、真剣に通読。 インドの伝統的な流派の呼び名だとアドヴァイタ(不二一元論)に分類されるようですが、本人は特にそ…

『現代人のための瞑想法』

最近慈悲の瞑想に取り組んでいるので、アルボムッレ・スマナサーラ著『現代人のための瞑想法ー役立つ初期仏教講話4』を読んでみました。 仏教では止(サマタ)観(ヴィッパッサナー)慈悲の瞑想が基本の3本立てになっています。初期仏教でも先日紹介したミン…

初期仏教の慈悲の瞑想

伝統的な慈悲の瞑想をやってみて、まだ一週間も経っていないと思うけど良いです。リラックスするというよりすっきりします。この方法自体はもうずいぶん昔から知っていたのにやったことはなかったので、もっと早くやっておきたかったなぁと思っています。 ア…

セルフコンパッション実践編その2

慈悲と気づきが密接に関わっているということが、最近まであまり理解できていませんでした。それでも今は少し分かってきたような気がします。 例えばこの記事のようなこと↓ 思いやりその3 ー思いやりと禅定ー - 帰ってきたぼさったんbosatstan.hatenablog.c…

チベット僧の動画〝My Story〟〜 パニック発作やストレスに瞑想を用いる〜

Mingyur Rinpoche による自身のパニック発作の話やそれに対する瞑想法の話。 お名前、なんて日本語にしたらいいんだろう。〝ミンギャー〟リンポチェでしょうか。 〝パニック発作に瞑想を用いる〟という副題もついています。 My Story (1/2) ~ Using meditati…

『マインドフルネスストレス低減法』

ジョン・カバットジン著。いわゆるMBSR(Mindfulness-based stress reduction)の基本テキストとなっている本書です。 ガイドCDなどはついていませんが、臨床での実例を挙げながらの丁寧な説明がついています。全390ページなので結構なボリュームです。情報…

慈悲の瞑想音源を活用してみる

クリスティーン・ネフ『セルフ・コンパッション』の197ページ。「苦しみに慈愛を向ける」エクササイズがあります。これは著者のサイトにあるガイド音源↓の上から四番目の瞑想(Self-Compassion/Loving-Kindness Meditation)に対応しています。 Self-Compass…

「瞑想が躁病やうつ病の引き金になる可能性あり」

瞑想のネガティブな面を指摘する記事。 【これは意外】瞑想が躁病やうつ病の引き金になる可能性ありと専門家が警鐘irorio.jp 2013年9月16日に起きたワシントン海軍工廠銃撃事件の犯人が熱心に瞑想を勉強していたことや、ヨガのインストラクターをしていた女…

再読『8週間で幸福になる8つのステップ』 

今週のお題「最近おもしろかった本」 二年ほど前、ちょうど調子がよくて軽躁気味のときに読んでいたので、印象深い本です。再び読んでみました。アンソニー・グラント 、アリソン・リー著『8週間で幸福になる8つのステップ』 さて、この本での幸福の定義とは…

立ち読み評 『ブッダの幸せの瞑想』

昨日たまたま本屋で発見。ザーッと立ち読みした感じだと、ティクナットハンのエッセンスが垣間見える感じで、〝ティクナットハン入門書〟という感じ。もうすでに何冊か読んでいる方にとってはちょっと退屈に映るかもしれないと思いました。個人的にはそうで…

『無我の見方 ー「私」から自由になる生き方』

アルボムッレ・スマナサーラ著、『無我の見方』。仏教の中心テーマである苦・無常・無我の中で、一番理解しづらいのが〝無我〟でした。魂も永続する自己も自我もないという教えなのですが、この本ではその無我に関して、スマナサーラ長老のユーモラスな語り…

腸・脳・うつ

最近さかんにこの話題を目にしますね。 腸内細菌が「不安」「うつ病」「気分障害」の治療にも、「サイコバイオティクス」に動き | Medエッジwww.mededge.jp カリフォルニア大学の研究グループは、健康な女性にヨーグルトを1日2回1カ月間食べてもらい、恐…

また一難→セルフ・コンパッションへ

リーマスを減らして、また過眠の周期が訪れています。抑うつでなかなか動けなかったり、意味なく悲しかったりと辛い。それでも飲んで抑制されているよりはましという感じ。ここ一月くらいできることは片っ端からやっている総力戦の状況になっています。 自分…

4枚組のCDで実践する マインドフルネス瞑想ガイド

ジョン・カバットジン著。本自体の分量は少なく、66ページ。CDの方がメインの書籍になっています。前半は実践にあたっての基本的な心構えと説明。後半は編訳者らの解説です。カバットジン博士推奨の、CDを使った8週間のプログラムが組んであります。 禅マイ…

オキシトシンスプレー 使ってみて

鼻から吸入する。1スプレーでいいところを間違えて、2スプレーしてしまいました。花粉症用のスプレーなどとあまり変わらず、嫌なにおいなどはなし。 こんな記事もあるので、不安にいいのか悪いのかどっちなんだ?という感じ。 ↓ <a href="http://rocket…

自己治癒と切なさと心強さと

相変わらず過眠がひどい!(10〜12時間)それ以外はまあ今年の中ではいい方かなぁと。ギタ練も基礎練2コマ分だったのが4〜6コマ分になり(1時間弱)、それなりに真面目に弾いています。 瞑想にもかなりの時間使っていて、こんなにやっていることが楽…

社会不安障害(SAD) - ぼくの場合

いまの時期のような歓迎会など、自己紹介など諸々の人前で話さなくてはならない場面では、ほぼ間違いなく“ギューン”という感じで不安になります。急に血の気が引いていくような不安です。普通に人と話すとき、特に女性だともの凄い早さで不安になります。 実…

社会恐怖とオキシトシン

2年前の今頃は軽躁がはじまった時期、たったジェイゾロフト25mgのみで「治ったぞガハハ∩(´∀`)∩」というふうに調子にのり、5月の後半をやめ、7月後半には急に調子が落ちてどうしようもなくなり再開。かなり自分のテンションに翻弄されていました。いまはもっ…

集中と柔軟さ

集中から瞑想状態に入るためには、努力がいるのですが、よく言われるようにその努力にも逆説的な面があります。 願望を手放す しばしば私たちは力ずくで心を静めようとしたくなりますが、この種の努力は確実に問題を引っかき回すような結果しか生みません。…

ボディスキャン 3 ー経験と照らし合わせてー

ボディスキャンはマインドフルネスの瞑想の一種、ブログで紹介してるからにはということでぼくも実践しています。実際に注意を向ける手順左足・脚→右足・脚→骨盤→胴体→両腕・手→首→頭 という手順で行っています。時間は20分くらいでやっているように思いま…

ついに本格治療開始

4月からすごく丁寧で物腰の柔らかい先生に変わってラッキー。 過眠について 「モダフィニルなど起きる系の薬は使えるのですか?」と質問しました。それに関しては睡眠外来などで専門機器を用いた検査をして、それなりの診断が必要とのこと。うちにはそうい…

ストレスと慈悲の瞑想

慈悲の瞑想(四無量心に関する6週間のプログラム)を行った実験では 被験者は、十八歳から十九歳のエモリー大学の新入生六十一人で、六週間、この瞑想プログラムを実践した。対照群は、同じ新入生で、健康についての討論をおこなった。 結果として、瞑想プロ…

ボディスキャン 2 目的とコツ

ボディスキャンの実践を続けています。 座って行う瞑想より、気楽にできるので、例えばイライラしているときや、寝る前などにひと息つきたいときにやっているような気もしますね。 ボディスキャンの目的 物事がこの瞬間のあるがままの姿とは異っていてほしい…

呼吸を対象に瞑想してみよう

座って呼吸を観察する瞑想に挑戦してみましょう。 呼吸の瞑想 座る瞑想で最初に学ぶことは、心を静め、集中することです。気楽に、自然な感じで呼吸の出入りに注意を向け、意図的にコントロールすることなく、呼吸が出入りするに任せることです。鼻孔を出た…

瞑想やマインドフルネスについて

仏教や禅に影響を受けたいわゆるマインドフルネスが心理療法として日本に翻訳されはじめて、10年そこそこだと思います。 僕は大学生のころから仏教に興味を持ちました。もちろんその背景には生まれ持った気質とか疾患があります(不安障害や自閉性スペクトラ…

『手放す生き方』 目覚めた人の言葉

アーチャン・チャー(1918〜1992)はテーラワーダ仏教の老師。この本には彼の語ったこと、教えをまとめたものです。個人的には、ラリー・ローゼンバーグ『呼吸による癒し』で繰り返し言葉が引用されていたので、この方の名前を知りました。発行は、仏教関連…

ボディスキャン

ボディスキャンは“マインドフルネス”心理療法のエクササイズのひとつ。この本、『うつのためのマインドフルネス実践』の付属CDには誘導の音声が入っているので、以前はそれをガイドにボディスキャンを練習していた。今は回数をこなして慣れてきたのもあり、…

自閉症スペクトラムを理解する

自閉症に対してオキシトシンの効果が注目されているらしく、オキシトシン関連の 報告が集まっているサイトを見つけた。 子どものこころの発達研究センター 子どものこころの発達研究センター かなり共感できる症状があるなと思う。感覚過敏・不安・イライラ…

集中について

興味深いお話 チベットでは、生きるために人は四種類の支えを求めていると言います。それは、食物、睡眠、希望、集中です。集中は心にとって食物のようなものです。これは、十分な夜間の睡眠が体をリフレッシュしてくれるように、心を回復させます。(『心が…

禅定とは

“禅”の語源ともなっているある種の状態・境地を指します。 永沢哲『瞑想する脳科学』より 8人のチベット仏教修行者を対象とした実験について(一点集中の瞑想を行ったもの) 彼らの言葉によると、瞑想によってしだいに意識は静まり、より深く単純な要素、「…

呼吸の観察について

プラーナヤーマのタイプに触れつつアーナパーナサティについての 和尚=ラジニーシの解説 ブッダは第四をとても重要視した。彼はそれをアナパーナサティ・ヨーガと呼んだ。彼は言う、「どこかで止めようとしてはいけない。呼吸のプロセスを見守りなさい」息…

無常について

ティクナットハンの言葉。 万物には「固定した形がない」という性質を理解するために、よく引き合いに出されるのが、波と水のたとえです。波は高くなったり低くなったり、現れたり消えたりしますが、波を作っているもとの水には、高低も生滅もありません。高…

思いやりその4ー実践・慈悲の瞑想ー

わかりやすい慈悲の瞑想のやり方です。去年からこの解説を参考に瞑想しています。 「愛と優しさのメディテーション」は、イメージトレーニングのような印象を持つかもしれませんが、視覚的なイメージではなく、感情をとらえます。 まず、呼吸をしながら、心…

アーナパーナサティ・スートラ再び

『アーナパーナ・サティ・スートラ』。昔これを解説したラリー・ローゼンバーグの『呼吸による癒し』を読んでいたころはいまいちつかめなかったこの瞑想法。眠くなるばっかりで実は苦手だった。 色々な体験と時間を経て、いまティクナットハンによる同経典の…

うつと慈悲

慈悲の瞑想において、前頭前野の左部分は活性化し、右部分の活動はおさえられる。この前頭前野の左の部分は、積極性、喜び、意志とかかわり、右の部の賦活は、抑うつ状態とかかわるとされている。このことから、慈悲の瞑想はうつ病の予防や改善に役立つ可能…

ボサツの道も一歩から

大学の頃、いま思えばすでにうつ真っ盛りだった。 学校の健康診断でも、心療内科にかかったほうがいいとアドバイスされるくらい。 当時、校内の本屋で仏教の本を立ち読みして、なんだかよく意味がわからなかったが 「こういうことを学べば苦痛から多少は解放…

瞑想のシステム

『マインドフルネスをこえて』には集中の瞑想を中心として、 初期仏教の瞑想のシステムが公開されています。 昔はもっと情報がなかったので、原始仏教の経典に出てくる“初禅〜四禅”といった 瞑想の深度の用語も、さっぱり意味がわからずまるで絵空事だったの…