Jazz Piano Book を読んでいます
結論から言いますと超難しいです。
クラシックの和声と語法が全然違います。
和声法は一音一音の動きに厳密な規則がありますが
こっちはそういう規則の強さはない代わりに
・ハーモニーが複雑!
・前提として知らなきゃいけないことがたくさんありすぎる。
・ジャズ専門のテクニカルタームが多い
そして本の最後の方に例のヤツが出てきます。「来たよ来たよ^^;」と思いました。ジャズピアニストの宿命、あらゆるフレーズ・曲・リックに関して
・全調移調必須!
1日8時間練習で済むのかこれって話ですよ。3倍練習の木村政彦かよ!(格闘技ネタ)
以前、坂本教授が「ジャズは嫌い」という発言をしていた意味が分かってきました。 (キーボードマガジンにて モーレンパウム夫妻とボサノヴァトリオ をやってた頃。今度バックナンバー探してきます)
巨大な理論と実践のシステムが20世紀の間、特に1940年代〜70年代の間に完成しているんだと思います。もちろん本はよくできていますよ。
それで出てくるサウンドが好きならいいけど、そうじゃなかったら単に苦行!
今、僕苦行と感じてます!そこまでジャズに思い入れないんだと確認してしまいました。全部の課題を全調でやると思うと吐きそう。。
少なくとも自分の講座では、バークリーメソッドやジャズのシステムから離れた、教則方法を生み出そうと思ったのでした。
ジャズピアノと言わず即興ピアノと銘打ったのは正解でした。
- 作者: Mark Levine,愛川篤人,佐藤研司,愛川由香
- 出版社/メーカー: エー・ティ・エヌ
- 発売日: 2006/03/07
- メディア: 楽譜
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