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bosats の音楽ノート

【今聴くとこの人なんなの!?と思う】 ビル・エヴァンス - Portrait in jazz

高校くらいの時によく聴いていたのですが、いまあらためて聴くと

演奏面で、やっぱ音価やタイミングが半端じゃなくいい!

 

普通の人なら軽やかに弾けないようなフレーズを何の事なく弾けるんですよこの人は。

 

 

和音の平行移動とか、重くなりがちな部分をさらっと、しかも今のDAWとかに録ったと仮定しても、音のズレが少なくカッチリしてんだ・・。

 

 

コンビネーションも絶妙だから、ドラムのフィルとシンクロしたフレーズを弾いてもバシッと合う。

 

 

そしてハーモニーやヴォイシングもまるで書かれた音楽のように、緻密に設計した感じで即興できるんだとかなりびっくりしました。

 

 

その辺は実際自分でピアノを弾いて、苦労してきてわかったことだなと。

昔はもっとさらっと聴き流してたような気がします・・。

 

 

ラフでいい感じのプレイヤーもいるわけですが。モンクとかポール・ブレイをすぐに思い浮かべますけど。

 

そして、オスカーピーターソンのようなバカテク超絶技巧の人とも違って、コントロールと表現の美しさで勝負するタイプなので

 

 

このシンクロ度合いと整然とした感じはなんなのこの人!?と思いますよ。 

 

PORTRAIT IN JAZZ

PORTRAIT IN JAZZ

 

 

エヴァンス自身は長年の薬物依存症で、早く亡くなっていますが、そういう面(ヘロインがキマって超人化した?)とかあるんですかね・・。考えたくはないが。

 

 

でも聴衆を前にするストレス、そして常に素晴らしいプレイをしなきゃならない重責。

何かあれば批評家が言われるという怖れとか、スターの苦しみって色々あったでしょうね・・。

 

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これだけ良い演奏をしつつ、ミュージシャンとして必ずぶち当たる苦しみと対峙しながらの人生というのが、実はエヴァンスの好きなところなんですけどね。

 

 

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