ドリルキングアワー
その昔、高校に入った頃。電気グルーヴの「ドリルキングアワー」というラジオで、
この人の「Vic Acid」がかかってて、「うわ!かっこいい」と思って買ったのが出会いです。
町田にまだ巨大タワレコがあった頃だな・・。
で当時は、テレビブロスがサブカル雑誌としてかなり重要な情報源だったのですが。
そこで取り上げていて、読んでみるとなんとこの人ベース手弾きと書いてあってびっくりしたのを覚えています。
ジャコ・パストリアスを尊敬していて、曲もビート以外はジャズ・フュージョンみたいだし。
ジャズ入門
で、インタビュー記事を読んだのかな。そしたらハービー・ハンコックが好きだって書いてあって。それで初めてハービーを聴くようになったんですよ。
ジャズの要素が入ったポップスはそれまでも聴いていたけど。プレイヤーの名前で探して、ジャズを聴くきっかけになったのが、全く他ジャンル。
テクノ・ドラムンベースのこの人。
こういうかっこいい音楽作る人が、好きなんだからたぶんジャズっていうものはいいものなんだろ?って(笑)
で、そこから色々漁って本当に修行みたいに音楽聴く生活になって。
今考えると意味わからないですけど、当時は情熱があったな〜。
ハービー・ハンコックって特徴があって、アドリブも真似しやすい方で。未だに手癖になってますけども。
最初はファンク・フュージョン期を聴いてた記憶があります。
今はそんなに響かない
ずっとテクノばっか聴いてたら、違う人生だったろうなー。
今聴いたら、そんなに耳に入ってこないですね^^;
フュージョンて高度なことやってても普通聴き流しちゃうからね。
スーパーとかでもBGMでかかってるくらいだから。あと歯医者ではなぜかボサノヴァがかかっているイメージがありますね。
だから今は同じハービーでもモードジャズ期の方が好きです。
リマスターの関係もあるのかもだけど、結構コンプレッサーのかかった音がしてるな・・。
ハーモニーの志向としてはわりとはっきりしてるんですよね。重ね方が複雑だけど、ブルースの3コードの延長で、それを激しく難しくしたような曲だったりとか。
だからここの題材にもしやすいです。
複雑さへの志向
20代半ば以降になってから、ギターを弾いたりして好みがシンプルな音楽の方に向かってますが。当時は複雑なのをよく聴いてたなー。
それなんなんでしょうね。男性の思春期からってなんか複雑さと技巧に走りますね。
太古の昔からの強さ自慢とかステータス自慢みたいものの延長なんですかね。
男って不自由にできてますね(笑)
薬局で見るじいちゃんとかでも昔の俺自慢とかしてるの見るとつくづくそう思いますね。。
関係ないけど、僕はなぜかよくおばあちゃんに声をかけられるのですが(^^;; 息子のステータス自慢をされたことがあります。
僕は母方の女系社会に馴染んでたのもあるのか、全然男に生まれた良さって感じたことない・・・って話全然変わっとるやないかい!!
〜 完 〜
- アーティスト: ハービー・ハンコック,フレディ・ハバード,ジョージ・コールマン,ロン・カーター,トニー・ウィリアムス
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: CD
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