脱力の極みここにあり スチャダラパー - 『偶然のアルバム』(1996)

どんだけスチャダラ取り上げるんだっていうこのブログですが。

 

家に帰ったような気分

 

ぼくはとにかくスチャダラが大好きです。聴くと何か家に帰ったみたいな気分になってホッとします。

 

レアグルーヴのネタにSP-1200(ヒップホップ定番のリズムマシン)で組んだドラムが乗れば、もうそれだけで聴いてられる上に。ラップが心地いいんだな・・😶

 

このアルバムはもう通学中にどれだけ聴いたか・・この脱力感、まさにダラダラ感がくせになるんですよ。もっと上がる曲、アルバムならいっぱいあるけど、

 

こんなにゆったりというかまったりさせてくれるアルバムはそうない。

 

日本語ヒップホップには疎くてほとんど追っかけてなかったです。

 

あれだけラジオの映画批評は聴いている宇多丸さんのいるライムスターもほとんど知らない。Zibraさんとかいっぱいピクチャーが体に入ってそうな人たちのも全然、K Dub Shine も、怖くて聴けなかったですね😇

 

シャカゾンビはたまたま渋谷HMVのインストアライブを見たことがあります。

 

海外勢はまだ聴いてました。ほとんど聴いても言葉の意味わからないくせに、サウンドだけで。

 

なぜ特別なんだ

 

・・えー。なので、スチャダラは特別なんですよ。ほぼ全部アルバム聴いてるしディスクでも持っている。

 

なぜ好きなのかは、よくわからないw 確かにドラムのキックとスネアがビシって気持ちいい絶妙なタイミングでくる感じは好きだし。ネタのセレクト、ウワモノも好きですが、それだけじゃない気がする。

 

とりあえず「シンプルなビートだけでもこれだけ聴けるんだ」っていうことを

教えてもらったと思います。音数少なくても、ファットな音であれば自信持てよってなことを。

 

ヒップホップはラップの巧さや、個性はもちろんのこと、トラックの音色とか音質、全ての質感で勝負なんだって思うに至りました。

 

特に このアルバムは「World is ・・・」はバッハの「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」のコーラスアレンジ版のレコードをネタにしてて、切ないですね。

 

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レコードノイズのサーッとかプチプチって音もそのトータルの質感構築に一役買っているというわけです。

 

そう、絶妙に質感構築してこその〝ヒップ〟!

 

脱力したい時には、まずこの『偶然のアルバム』だなと。

 

最近のスチャダラはここまで音汚してないですけどね・・。2010年代はだいぶクリアな音になっています。

 

他の音楽でも、音汚す潮流が確かにこのアルバムの出た90年代に比べたら下火になってますね。

 

 

偶然のアルバム

偶然のアルバム