もう長年コンピュータのクリックを相手に、録音しながらどこがズレた、モタった、走った。レイテンシーが・・とかそんなことに汲汲としながら取り組んでいたので。
それでピアノが嫌になって弾かなくなっていた時期があります。三年前くらいかな?
今、クラシックピアノを習うことを再開して、フレーズの掴み方や表現に苦戦しています。
最初はドビュッシーに絞って(マズルカと前奏曲2のカノープ)始めたのですが、難しいんだ。これが。。
ドビュッシーナメんな!
ソフトペダルもたくさん出てくるし、ペダルの踏み替え激しいし。強弱・緩急も繊細だし、構成や変化もまあ一曲の中で激しい!
一辺に意識することが四つも五つもある感じとでも言いましょうか・・。
部屋に帰ると疲れてすぐ寝ます😪
昔10代の頃習ってた先生から言われたことを思い出しました。
「ベートーヴェン・ショパンとかが弾けてから、ドビュッシーは弾くものだ。私たちの音大受験の頃はそこを通ってからじゃないと弾かせてもらえなかった。」
当時はよくわからなかったので、「単に時代が違って、ハーモニーが複雑化してるだけだろう」くらいに考えていました。
なんでその順序になるかというと、上で言ったようなこと。
トータルの表現力とか技術が必要なんです。はっきりダイナミクスがつけられたらOKとか速弾きできたらOKというものじゃない。
全身で音楽を作っていくという感じで、しかも細かく繊細なので、神経戦みたいになる。なので、選んで失敗したなと😇
もっと分相応のものにしときゃよかったよ。曲も長いしね。
この二曲はやって。次はもっと無難な曲にしとこうかなと。
ドビュッシーは自分にぴったりだな!と思ってた・・・そんなものは幻想だ!w
お前はもっと練習してからこい!ピアノと一体になってからこい、この大馬鹿もん野郎めが!と言われている気がしますね。ピアノに😇
好きなものは好きだからしかたない
でもまあ、昔から優秀な生徒じゃないので続いたんですけれど、
うまく弾ける人もみんなやめて言っちゃいますからね。
だからそれでいいんじゃないのかね。物凄い高い壁であり続けてくれた方が、やりがいありますね。
後次からもっと簡単な曲でいいんじゃないのかね?w
ドビュッシーで好きな曲は、版画とか、映像1 とか、仮面とかですね。ピアノのためにもいいな。代表曲ほとんど好きですね。
ノクターンの雲とか、こちらも自然現象の揺らぎを写しとろうとする試みで、やっぱそういうのが好きみたいです。この趣味は子供の頃からずっと変わらないですね。
三つ子の魂百までというのは本当みたいですね。
このゾワゾワくる感じが好きです。曖昧に聴こえる中にドカンとカタルシスがある。