ティク・ナット・ハンの著作を再読

最近の、夕食後。

 

椅子に座ったままベッドに脚を伸ばした姿勢で(両足のときも片足のときもあり)

そのまま瞑想をしていると寝てしまい。起きると脚の関節が自重で極まってて、

「う゛ぐっ! ぐあっ!」とか言いながら、脚を両手で持ってゆっくり外す作業をすることがしょっちゅうあるという 素敵な生活を送っている僕です。✨✨

 

最近はティク・ナット・ハン師の著書を読み直しています。

もはや欧米では、ダライ・ラマと並んで仏教のカリスマです。

 

コンパッションを体現している

 

きっかけは、ティム・デズモンド『セルフコンパッションのやさしい実践ワークブック』を呼んだためで。

 

このティムさんはハン師の弟子で、そもそもセルフコンパッションという考え方を初めて師から学び、

「これこそ自分の求めていたものだ!」と感じたそうです。そうして精神的にも荒れていた生活から抜け出し、今や教える側になっています。

 

さて今は、ハン師の著書『ブッダの〈呼吸〉の瞑想』を中心に読んでいますが、やはりこの人は語り口が優しい!(訳者の工夫もあり)

アーナパーナサティスッタという有名な実技の経典をテーマにしたもの。

 

同テーマのブッダダーサ比丘『呼吸によるマインドフルネス』はロジカルで、簡潔なのに対し、

ティク・ナット・ハン師のそれは、「あなたにも当然のように、できます!リラックスして一緒にやってみましょう」というような、

実際に講座に参加しているかのような感慨を受けます。

 

ティク・ナット・ハンの本との出会い

 

最初に師の本を読んだのは大学の終わりか、卒業したての頃。『禅への鍵』という本を古本で手に取ったのがはじまり。

禅の理論的バックボーンの説明があまりに難しくて当時はピンときませんでした。

 

要は、大乗仏教は、龍樹(ナーガルージュナ)空の見解を重要なバックボーンにしているが。

禅の経典は『楞伽経』が重要な位置を占めており、実は龍樹とは別派の唯識から解説できるという・・・今考えると目からウロコの、すごい視点の転換を行なっている本です。

実技面とは、全く違った鋭い禅の解説書で、名著です。

 

こういう背景もあるため、師はこの呼吸の瞑想の中でも、阿頼耶識など、唯識の用語を時々使っています。

 

 

セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブック

セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブック