bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

中島らもさんと -思考との距離感-

違った視点を持てること

 

昔、故中島らもさんのドキュメンタリーを見ました。(今もYouTubeに上がってました)内容は主にアルコール依存症について。

 

その中で、もう相当酷くなってるとき。自分の中の善悪の悪が勝ってしまった。

らもさんは、幻覚さえ見るようになり

自身のマネージャーに「このままだと俺は自殺してしまう。救急車を呼ぶか、近くの病院に連れて行ってくれ」と言った件がでてきます。

 

以前も今もですが、ここにすごく共感しました。

〝このままだと自殺しまう〟っていうのは、そんな緊急時にも作家という職業柄もありどこか自らを客観視してるんですよね。

 

僕も希死念慮が・・そうだな、中学生あたりからあるんですが。

今も年に10回までは出ないかもしれないけど、結構出ます。

 

昔と違うのは浮かんでくる思考と距離感があるので、〝死にたい〟と思っている自分がいる。あ、まただという風にちょっと引いてみている。

 

瞑想の基本のひとつは客観視なので、その辺もちょっと効いているのかもしれません。辛いのはもちろん辛いけど。若いときよりマシです。

 

仏教...特にとかチベット仏教古派だと〝猿心〟(モンキーマインド)ていうふうに言って、心・感情・思考は猿のように暴れて当たり前という前提から始めます。