『マインドフルネスをこえて』には集中の瞑想を中心として、
初期仏教の瞑想のシステムが公開されています。
昔はもっと情報がなかったので、原始仏教の経典に出てくる“初禅〜四禅”といった
瞑想の深度の用語も、さっぱり意味がわからずまるで絵空事だったのが
今では日本語でも充分に情報を得ることができるようになりました。
僕は瞑想を体系的に著したヨーガスートラが好きなので、仏教関係で得た知識をこれと照らし合わせて読み、参考にしたり
『インテグラル・ヨーガ(パタンジャリのヨーガ・スートラ)』
『魂の科学—パタンジャリのヨーガスートラ』あたりを時々読み返しつつ・・
ちょうど仏教とか精神世界とかに興味を持って10年くらい
必要な情報も好きに手に入れられ、経験もある程度積んで
なんとなく拍子抜けしてしまいました。いつでも手に入ると思うとあまり欲しくなくなるというやつですね。某真理教的なバイアスがかかっていて胡散臭く見えていた時代から、こういう風に広く瞑想が普及する時代になるとはね!