プラーナヤーマのタイプに触れつつアーナパーナサティについての
和尚=ラジニーシの解説
ブッダは第四をとても重要視した。
彼はそれをアナパーナサティ・ヨーガと呼んだ。
彼は言う、
「どこかで止めようとしてはいけない。呼吸のプロセスを見守りなさい」
息が入ってくる。
あなたは見守り、細かいところまで見逃さない。
息が入ってくる。
あなたは見守りつづける。
やがて停止にいたる。
息が入りきると自動的に止まる。
その停止を見守りなさい。
なにもしないでただ見守っていなさい。
やがて息は外側の旅に出ていく。
見守っていなさい。
息が完全に出てしまうと、それは止まる。
その停止もやはり見守りなさい。
また息が入ってきて、出ていき、入ってきて、出ていく。
あなたは見守っている。
これが第四だー見守っているだけで、あなたは呼吸から切り離される。
呼吸から切り離されると、あなたは思考から切り離される。—『魂の科学』(228頁)