慈悲と気づきが密接に関わっているということが、最近まであまり理解できていませんでした。それでも今は少し分かってきたような気がします。
例えばこの記事のようなこと↓
思いやりを育むことは、観察や他者への配慮を含んでいるから、気づきの力も自然とついてくるんだろうなと。これも生活していく中で腑に落ちてきたことです。
シャーンティデーヴァの本を最近読み。〝自他を平等に捉える〟〝自他を交換した視点に立ってみる〟ということも同じ要素があるんだろうと思えました。
かつてあがきながらも自分のうつに対処しようとしてやってきたこと。それを伸ばしていくことは大事だなとあらためて、演奏の失敗に傷つきつつ(笑)思うのでした。
重厚なボリュームです。巻末の自他平等、自他交換についての文章だけでもこの本のエッセンスを垣間みることができます。