2014年に亡くなった佐久間正英さんの著書、グレイやジュディ&マリー、個人的にはくるりの初期プロデューサーとして印象的な人です。
通い先の先生と個別セッションで話していたとき少し話題に上ったので、自分の講座作りの参考に読んでみました。
『直伝指導!実力派プレイヤーへの指標』
直伝指導! 実力派プレイヤーへの指標 How to be a professional player? プロになること、目指すこと (CD付)
- 作者: 佐久間正英
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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技術面の解説に7割、思考・戦略面に3割という割合です。
ぼくが興味を持って読んだのは後者です。まとめると
〝ミュージシャンとして明確な目標を持つこと
兼業ミュージシャンという道(定職に付きミュージシャンをすること)も示唆しています。
ミュージシャンとしての成功で失うこともあるかもしれないという可能性を考慮すること、新しいテクノロジーに柔軟に対応できること。
グローバリズムの下、外国語の習得も必要になる。決して活動の場を狭く捉えない、海外も選択肢に入れる。その際、インターネットを活用すること。〟
といったことです。
僕もインスタグラムなどを使っていると、海外ミュージシャンの凄い熱を感じます。コミュニケーションに国内の人々よりも貪欲で、全く知らない人種国籍の人ともつながることを厭いません。YouTube FaceBook ニコ動 Instagram にはアカウントを持っていますが、これらの活用法だけでも思いもよらないような可能性がまだあるように感じます。
例えば音楽を演奏したい、作りたい人も国内だけでなく海外の人に見てもらうというだけで、単に視聴者の母数が増えるだけではなく、思いもよらないリアクションをもらうこともありえます。
そういったわけで、いま映像メディア・SNSの活用を念頭に置いて講座を考えています👟