このDrums & Wires(1979年) というアルバムに非常に影響を受けてしまって、これと「Black Sea」を聴いてなければギターもやってないでしょう、きっと。
3曲目で地味な曲だけどジワジワ来るんですよね。
サビ前からの
「金曜日は天国、金曜日は天国、行く日も来る日も行く日も来る日も〜」ってだけでうんざり感が伝わってきますよね。実際個人的には学校とかこのモードで暮らしてました。「終わりなき日常」でもいいし、シシュポスの神話的な苦役に服すような人生ですわな😈
それを最後ミニマルミュージックのようなギターのポリリズム反復で終わわらせるところが、流石だなと思っていて。歌詞の内容とちゃんと演奏をシンクロさせることができている。
アルバムトータルで初めて聴いた時には、「パンクバンドなのに何てギターがキッチリしてて綺麗なんだ」といったものでした。
この「キッチリした綺麗なギター」というのを目指してギターを始めたんですが、全然
なりませんね😅
ポップソングの「Makin plans for Nigel 」・「Life Begin the Hop」あり。(いずれもベースのコリン・ムールディング作)
ディスコビートの「Helicopter」あり。
サイケデリックな「Ten Feet Tall」あり。
監視社会を歌った「real by reel」あり。(すごく先見の明がある)
激鬱な「Comlicated Gme 」ありですよ。
歌詞は皮肉と鬱・誇大妄想ソングみたいのが多くて、後のレディオヘッドなんかを予見させるものです。
よくこんなバラエティに富んでいて、鬱な音楽作ったなと感心と尊敬しかないです💮
僕が鬱な曲を作れないのは自分がやられちゃうからですね〜。
ところで、作詞・作曲ヴォーカルのアンディ・パートリッジは子供の頃から抗不安薬依存、特にパニック発作をライブで起こす前はヴァリウム依存だった言われています。最近ツイッターなんかでも本人談が聞けます。
無神論者で不安障害で皮肉屋で繊細で・・・っていうのはまあ共感できますね!
で、まとまりを欠いてますが、この辺で。名作ですのでギター少年たちもぜひぜひ👍