スケールを覚えたり、コードを覚えたり
基礎練でも、あらゆることに言えるのですが
こっちを先に覚えたほうが、あるいは練習したほうが楽という手順が
あるように思います。
そこの経験則を個人講座ではなるべく盛り込みたいところです。
その手順を外れると練習が嫌になりがちです。
教本を買った場合。
例えばスケールが16種とかコードが20ずつ各調でいっきに載っていると、それだけで学習意欲が落ちます。(こんなにあるなんてうんざりだ!というやつ)
なので、使用頻度の高いものや、自分のやりたいタイプの音楽に合わせて習得の優先順位は変わってくるのです。
例えば、私がギターを練習するときにやっていたのは「このバンドスコアに出てくるコード以外は覚えん!」というスタンスです。
一冊分だけ半年とか一年とかずっと練習して、他のコードは除外してしまいます。
それで自分のやりたいギターのスタイルには、充分でした。
そこで基礎ができれば、他のことは後からあらためて覚えられるようになります。