去年ホラー映画100本斬りっていう企画を個人的にやりました。
これは、子供の頃怖くて見られなかったホラー映画とか戦争映画を片っ端から見るということで、
過去の自分に勝った!ざまあ見ろ!と思うというもの。
一種の通過儀礼ですね(ものは言いよう)
ホタルノヒカリという奇跡
さて、そんな中。ライムスター宇多丸さんのラジオのYouTubeを、楽器の練習がてらずっと流してたら、2012年に散々酷評した映画、『ホタルノヒカリ』上映会という企画を発見。
一昨日の夜中に、300円払ってYouTubeでレンタルして実際上映会とシンクロさせて見ました!
すると・・・これが凄くて、一発で好きだった綾瀬はるかを嫌いになれる出来ですよ。
開始30分で早くおわんねえかな・・(;´д`)ってなるっていう。
綾瀬はるかがトリガーになって、次から見るたびお腹痛くなあるんじゃないか心配。
去年、白石晃士監督のいくつかの作品を見てた時に、これ怖いとかが主眼じゃなくて、
「これ基地の外にいる人を愛でる為にあるんじゃないか!?」っていう疑問が生まれましたが、それに近い。
この手の映画を傾向映画という(違う)
あれ、登場人物のセリフの言葉尻がギャグ漫画みたいに変になってるのとか、全く意味ないし。面白くないし。ある種の狂気に達している。
それなのに、そういうキワモノとしての興味も30分で切れるので、途中からもう全部どうでもよくなって。もう画面見なくなってくるので。
そういう画面から目を離させるためのコンセプチュアルアートか、ロシアの捕虜拷問用映像とかそういう高み?に達している。
それか23世紀になったら、これを楽しめる段階に人類が成熟するとか。
前衛性がすごいです。
これをロシアアヴァンギャルドという(違う)
いやでもぜひ全人類が見て死んだ目になるべき映画です。映画史に残る。映画の零度。
100回見れば好きになるかも。『蛍の墓』を100回見るのとどっちが辛いかな?
『人間の條件』を100回見るよりは楽ですきっと。
くだらな映画と呼ぶのもはばかられますね
だからこれを本来ゴ○映画とか○ミ映画という(本当)
と、笑点この辺で!