これは・・初めて聴いたの大学生くらいですかね。
たまには、音楽のことも。
The Lounge Lizards
ジャズがダメな人にもオススメできるかっこいい一枚です。
ジャズのドラムはブラシで叩くことが多いですが。
しかしこちらは、スティックでロックの叩き方をしています。タイトかつ無骨でナイス。スウィング率が低いです。
フリージャズに近い音の取り方してますが、ソロも短いし。
わりと小粋なアンサンブルを聴く音楽に仕上がっています。
2曲目の Harlem Nocturne なんて、ストリップのBGMみたいなステレオタイプなイメージしかないのに、このメンバーがやると本当に決まるんですね。
このアルバムで曲名知りましたよ、Harlem Nocutune 。
この曲です⇩ラウンジはこんなに溜めないですからね、サラッとしてる。
アート・リンゼイが参加しているけど、ギター担当というより、
「ギャッ」とか「ギッ」とかのノイズ担当に近い役回り。このころはギターのチューニングもできなかったとか、当時のミュージックマガジンを古本で読みました。
当時の雑誌もどう扱っていいかよくわからなかったのか、ニューウェーブみたいなジャズみたいな・・なんとも言えない括りになっています。
ビートニク 後先考えない感じ
彼らの音楽は〝フェイクジャズ〟と呼ばれたりしていたのですが
ジャズ云々というより、50年代のビートジェネレーションの衝動を直接やっているように思います。
文学だとウィリアム・バロウズやジャック・ケルアックですが。
本当になんだどっか放浪して人生棒にふるような、なんつーかこの後先考えない感じ😈
単純に憧れましたね、いいな好き勝手やってたんだろうなって(゚∀゚)
後先考えてないですよね、特にアート・リンゼイだけどw いやみんなソロもすかしてるし。
ドラムとベースがビートをキープしてくれてるからあんまり滅茶苦茶な印象にならない。
モンクの名曲、Epistrophy もやってるんですが、
こっちは原型留めてなくて、最初別の曲かと思った。原曲の3倍とか4倍のテンポでバッキングしてて、悪ノリしてる。
サックスだけがゆったりテーマを取ってるという。
取り上げた両曲ともスタンダードナンバーですが、一度やってみたいな〜🤔
オリジナルナンバーもタイトルからしてかっこいい、Incident On South Street とか Do The Wrong Thing ガラの悪いタイトルが最高ですよ・・。
ジャズに自分が期待してる部分をうまく抽出してやってくれているアルバムです。
- アーティスト: LOUNGE LIZARDS
- 出版社/メーカー: VIRGI
- 発売日: 1993/07/01
- メディア: CD
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