bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

ミニマリズムという美学

音楽でいうところの

 

ミニマリズムは、大体1960年代から始まります。

実験音楽的にスティーヴ・ライヒカムアウト などを制作。

一連のモノローグを二つ用意してゆっくり音をずらす。

 

位相ずらしの手法(フェイズシフティング)で

エフェクターのディレイ・フェイザーフランジャー的効果を

実際の音や楽器で出しています。

 

 

初期の代表作 ピアノフェイズをライブでやってる危篤な人々がいました😂

www.youtube.com

 

 

そこを始まりとして、ライヒは少しずつ手法を変え。アメリカを代表する作曲家にまでなるのですが。

師匠のひとりは何とダリウス・ミヨー。 サティに影響を受けたフランス六人組の一人です。ちょっと羨ましい。

 

ミニマリズムも成熟してきた80年代に僕は生まれているので。

何だこれ?と思いながら高校のときの友達と貸し借りしながら聴いてました。

(確かテレビブロスでまりん=砂原良徳さんがフィリップ・グラスの全集を紹介してたのがきっかけ)

 

そして、しばらくしてライヒのリミックスアルバムがテクノの人たちのオムニバスで出たはず。(それもどっちががCDを買って、もうひとりはダビングのMDで聴く)

 

あの現代音楽テクノ勢の垣根を越えた感じは、面白かったです。

 

まだラブ・パレードもやってたし、当時の熱気みたいなものを感じます。

逆パターンとして、オケや室内楽エイフェックス・ツインの曲を演奏するっていう企画もあった。

 

1900年代からずっと今まで続いている美学はミニマリズムくらい・・じゃないかな?

建築でも美術でもデザインでも文学にも何にでもあるし。

 

ロココバロック・古典・ロマン・印象とかの様式のひとつになって、今後どういう変化が起きるんでしょうかね?

 

スティーヴ・ライヒ:アーリー・ワークス(1965-1972)