bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

映画について話していてメモ_φ(・_・

偉く映画に詳しい後輩の子がいて10歳くらい(?)下なんですけど

 

こないだ久々に話したら、ディレカンの映画とかまでVHSで!見てんの。

「地獄の警備員」は見てなかったけど😂

多分、今後僕の倍くらいは映画詳しい人になるんじゃないかな。

 

色々話が展開して、宮川一夫カメラマンの話になって。「さすがだな!撮影監督とか注意して見てないんだよ」っていったら黒澤映画と〝銀残し〟の発明した人ですと。

 

ホォー撮影技術の銀残しつったら、確かプライベートライアンだよな。

と記憶を辿る。

あれを見てから戦争映画はガチ派になってしまったと説明。

 

沈黙の世代(戦中派・実際に第二次大戦に行き、その惨状のため、平時に戻ってからそれについてあまり語らない。生活に従事したため)

の人たちが、打たれてウッっていって倒れるみたいな映画はウソだと言っていたのが、

ちゃんと描けていると認めた映画らしく。

 

凄惨です。30秒に一人くらい人死ぬし、それも必要以上にどこかを吹き飛ばされたりとか。

 

だから脳漿吹き飛ばない戦争映画なんてありえんくらいになって、そのため『ダンケルク』(2017)でさえ、死は沢山出てくるのに全然怖く見えない。

年齢制限・レーティングを気にしたのか?なぜ暴力を怖く描かないんだろうと思いました。

 

キャスリン・ビグロー監督『ゼロダークサーティ』・や『ハートロッカー』が見られるのは、やはりちゃんと身近な人が死んだり嫌な感じの暴力が出てくるから。あと目的や意図を簡単には汲まれないような作り。

 

そして、『母と暮せば』を叩いたのを思い出しました・・。教授が音楽やってるからって映画館で見なければよかった。ちょうど今日長崎原爆投下の日ですが。

全く暴力や野蛮なにおいがしない。山田洋次は暴力嫌いな人でしょう。ならなぜ描かないんだろう、嫌な人ほど描くべきですよ。深作監督も北野武監督もそうしてきたように。

『野火』の塚本監督も、あの弱々しい演技と戦後の苦悩と地獄巡りで表現してました。

 

その意味では火垂るの墓で、子供をトトロで誘導して、鬱にして返した高畑監督は立派でしたよ、当時は子供だから、ふざけるなと思ったけど。

 

で、ラスト祈りのシーンがCGで、黒沢清の描く〝メタフィジカルゾンビ〟か!ってくらいに違和感がすごいんですよ。カクカクしてるような、実写版の『キャシャーン』かってやつです。

是非見ないでくださいw

 

思想系だと、ポストモダン左旋回問題と似てて。

何で昔武闘派だった人が、みんな学級委員長みたいになってしまうのか。

SEALDsを坂本教授が応援演説で「フランス革命以来の〜」みたいに称賛していたけど、あれもなんか違和感が似ていて・・。

 

まあいいやはなしがズレたので、今日はこの辺で!

パナマ運河✋!