むかーし『セブン』だけ見てたんですよ。現代的シリアルキラーもののはしりです。
でも誰監督とか注目してなかったし、ある意味でそれほど印象的ではなかった。
次に見たのが、映画館で『ソーシャルネットワーク』(2011)
ブライアン・イーノのアンビエントシリーズのような静謐なメインテーマにまずやられて。
なのにイヤな話で、時系列で言うとエンディング付近から始まる。
震災前後だったはずで、殺伐とした雰囲気や空転する社会とピッタリで、
しかも円環構造(振り出しに戻るような)。
実際のザッカーバーグとはだいぶ違う人格なんでしょうけど。ある程度史実は踏まえています。
『シチズン・ケーン』からの影響大と言われていますが、大前提としてこの人は画作りがうまくてかっこいいんですよ。だからあんまりストーリーとかいいんだ実は。。
ファイトクラブは見てないのに、批評や人から話を聴いてるので勝手に「俺ファイトクラブ」が出来上がってます😂
あとは『パニック・ルーム』・『ベンジャミン・バトン』・『ゾディアック』は見ました。『ドラゴン・タトゥーの女』はサントラだけ買ってみてません。
なんだ、あんま見てないじゃんw ドラゴン・タトゥーもまた読んだもの、聴いたことで「俺ドラゴン・タトゥーの女」ができてます。
『ゴーンガール』以降も先に情報入ってきちゃってね・・。
『ゾディアック』は三回くらい見てます。ネタバレも何も、史実として結論出てるのに。
なんであんなに不穏なのか。出口のない感じ。
綺麗な自然の中、白昼堂々、またスタイリッシュな画作りで。
あんな変なマスク被った人がカップルを脅して殺すなんて、ダサくなると思うのに、ならないしちゃんと怖い。
性格俳優としてのロバート・ダウニーJr.も見られますし、なんだか全体としてザワザワしてるうちに終わっちゃう。エッ!?ってなりますよ。
70年代のアメリカンニューシネマのような、迷走していれば迷走っぷりを自然に撮る
って言うスタンスに似ているのかな・・?
デヴィフィンは、近年、制作総指揮で『マインド・ハンター』をNetflixでやったんですけど、あれ原作読んでて。本当のFBIの人の手記なんですが・・・「オイ、クリマイの描写は誇張じゃないのかよ!」って思うほどドイヒーな暴力で。
正直見たくないです。怖いから!