bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

デヴィッド・フィンチャーについて思い出してみるメモ_φ(・_・

 

むかーし『セブン』だけ見てたんですよ。現代的シリアルキラーもののはしりです。

でも誰監督とか注目してなかったし、ある意味でそれほど印象的ではなかった。

 

次に見たのが、映画館で『ソーシャルネットワーク』(2011)

ブライアン・イーノアンビエントシリーズのような静謐なメインテーマにまずやられて。

なのにイヤな話で、時系列で言うとエンディング付近から始まる。

震災前後だったはずで、殺伐とした雰囲気や空転する社会とピッタリで、

しかも円環構造(振り出しに戻るような)。

実際のザッカーバーグとはだいぶ違う人格なんでしょうけど。ある程度史実は踏まえています。

 

シチズンケーン』からの影響大と言われていますが、大前提としてこの人は画作りがうまくてかっこいいんですよ。だからあんまりストーリーとかいいんだ実は。。

 

ファイトクラブは見てないのに、批評や人から話を聴いてるので勝手に「俺ファイトクラブ」が出来上がってます😂

 

あとは『パニック・ルーム』・『ベンジャミン・バトン』・『ゾディアック』は見ました。『ドラゴン・タトゥーの女』はサントラだけ買ってみてません。

 

なんだ、あんま見てないじゃんw ドラゴン・タトゥーもまた読んだもの、聴いたことで「俺ドラゴン・タトゥーの女」ができてます。

『ゴーンガール』以降も先に情報入ってきちゃってね・・。

 

ゾディアック』は三回くらい見てます。ネタバレも何も、史実として結論出てるのに。

なんであんなに不穏なのか。出口のない感じ。

綺麗な自然の中、白昼堂々、またスタイリッシュな画作りで。

あんな変なマスク被った人がカップルを脅して殺すなんて、ダサくなると思うのに、ならないしちゃんと怖い。

 

性格俳優としてのロバート・ダウニーJr.も見られますし、なんだか全体としてザワザワしてるうちに終わっちゃう。エッ!?ってなりますよ。

 

70年代のアメリカンニューシネマのような、迷走していれば迷走っぷりを自然に撮る

って言うスタンスに似ているのかな・・?

 

デヴィフィンは、近年、制作総指揮で『マインド・ハンター』をNetflixでやったんですけど、あれ原作読んでて。本当のFBIの人の手記なんですが・・・「オイ、クリマイの描写は誇張じゃないのかよ!」って思うほどドイヒーな暴力で。

 

正直見たくないです。怖いから!