多岐に渡る用途
一応リバーブと並び空間系エフェクトと呼ばれてます。
なぜ一応かというとモジュレーション系にもこのディレイの原理と似たものが多数あるからです。
ライブなどでは、あるいは足元でコンパクトエフェクターで踏む場合は飛び道具的に使う事が多く、ずっとかけっぱなしということはそうないんんじゃないかな🤔
〝こだま〟させるエフェクトですがそのタイミングで得られる効果が違ってくるのでね。
レコーディングの時は、自分でミキシングもやっているので、飛び道具的でない用途でもかなり使います。ボーカルが変に目立つという場合に、短いディレイを軽めにかけて、奥行き感とか、混ざり具合を出すとか・・。ほんの一例です。
このディレイの面白さで出来上がったジャンルが、ダブですね。前も書いたな。
こちらの曲は後半に行くにつれその要素が強くなります。⇩
どこにどれだけディレイをかけて、構成を作るかはミキサーの腕次第ですね。
後のクラブミュージックにつながる部分があります。
スネアドラム1発の「タン🥁」て音を「ターンターンターンターン」って響かせる事ができるし。これにフィードバックって値を強くしていくと、「タンタンタンタンタタギュオー」と、いわゆる発振させる事ができます。
このフィードバックという現象はフランジャー(ジェットマシーン)に活かされてますね。
ダブを初めて体験したのが、この曲のデニス・ボーヴェルが参加している教授のB-2unitでした。中一か中二かな? なんつー不思議な音楽だ! でもかっこいいと思いました。
個人史と絡めると
1番この頃の音楽(ポストパンク〜ニューウェーブ)が聴かれてない頃に、三└(┐Lε:)┘ウオオオという感じでのめり込んでた感じです。
世の中はUnderworldもいたし、ケン・イシイもいたしねぇ。
だから、学校の先生と音楽について、話すとちょうどいいんですよ。スネークマンショーの話とかも先生としてたし😂
今、足元・コンパクトのディレイは、MXRのものを使っています(M299)。
出音が綺麗で音痩せも少ないのが良さかな・・!
これはその場でツマミをいじるのも面白い。三つしかツマミないですから、体感してディレイタイムの塩梅を覚えるのが良し。
ギターマガジンを読んでたら、ナンバーガール〜ザゼンボーイズの向井秀徳さんが同タイプの大きいの(M169)を使ってたんでおっ!て思いましたけど☺️