Be a super man とはこのことか
YMOで、一番人間的に共感できるのは、幸宏さんだった。19か20あたりで、ご両親を立て続けに亡くしている。そこからパニック障害になったという話が載っていた。(→ Omiyage)
それは自分も親戚のおじさんが亡くなった時から脈がおかしくなったんだよな?確かそこから元々あったものが顕在化したのか。臨床レベルになったというわけで。
J-wave の2004年あたりかな?新年の放送では、当時50歳そこそこの幸宏さんが、「いまだになる。ライブ前とか、トイレに入ってやり過ごすか、お薬とお付き合いしながら・・だから健康になりたいかなぁ」と仰っていた。この感じはものすごく理解できた。
(香山リカ著 - 『今日の不健康』 も、あの人の著書の中では・・オススメ。オーケンとの対談は僕は泣きながら笑った。香山リカも超人系というのか、この人リベラルなの保守なの?って本によって人格が違うような文を書くが、多分無意識にそうなんだと思うと温かく見守ることができる様になった。)
ただ、マイメンとか憧れの人と言いながらも。教授は超人だと思っていたので。亡くなったのは信じられなかった。人間じゃないと思ってた。
子供の頃、一人っ子だったので『コンバット』や『大脱走』の真似をして、塹壕を掘ったり有刺鉄線に自転車で突っ込んで、・・映画みたいに血出ないな?🤔・・っていう遊びをやっていたそうで。
で、高校から学生運動してドロップアウトしたのに、芸大に現役で受かり。
スタジオミュージシャン時代は頻繁にシンセを投げて ( ◜◡‾)ノ" -=🎹`Д゚)・;'
(当時のシンセは重くポリフォニックシンセだと、20kg越え当たり前)
電気的音楽講座(1981年、レコーディングを解説しながらのラジオ放送)だと、当時29歳かな?
夕方から、15時間ぶっ通しで録音してミックスして、「えーと、レコーディングしてるとお腹空きますね・・。この後お寿司を買ってきてもらって、トラックダウン」ってあんた何つう生活してるんだと思った。(同じ年齢くらいの時に初めて聴いたと思う。YouTubeだったかな。)
1999年、新宿紀伊國屋の本出版イベントで初めて生で教授を見た。
その時、「若い時は馬並みに体力があった。今は・・40越えてからはやっと人並みになった」と。握手してもらったのだが、手が分厚い!彫刻が動いているイメージ。
そりゃ、草木一本残らない龍一ツアーとか。立花ハジメにいじられるわけだわ。
「僕はまじめだからさ・・誰かさんみたいに、ライブ後もやる事やらなきゃ眠れないってことはないから!」だから、ここはなんつうのかな、オーケンタイプ😂(推して知るべし)
癌で入院生活から一旦出て、すぐ映画音楽のために10時間作業してたっていうから、まだ人並みではない気がした。60も後半で病み上がり即だから。
だから、豪傑。三国志で言えば張飛益徳みたいな枠で、張飛は酒乱で部下に殺されちゃうんだけど。
(ヘコタレ界のトップエリートの僕は豪傑に憧れがあります。)
ただ、凄く本人が強靭だから、がん細胞も強靭てことは皮肉にもあるんじゃないかと。
にしても、ニーチェの言う超人でもいいし、スーパーマンて意味での超人でもいいんだけども。2400歳くらいまで生きるんじゃないかと思ってたんですよね。
なので、単にショックとか言うのとは全く違う感じを受けて、寂しいとかはもちろんあるんだけども、何か違うものですね。