こないだの続きで、Black sea
ぼかぁ、XTCが好きになったのは遅くて2006年かな。(多分何度も書いてるけどこっちもだいぶキテるので・・ね)
高校で輸入盤のベストを聴いて、〝なんてスタイルが変わるバンドなんだ”・・くらいにしか思ってなかった。
何で再び聴こうと思ったのかは覚えてないんですけど、Black Sea を買って聴いたのが06年。あれ!?こんないいバンドなの?と思い。
ちゃんとアルバムの文脈っちゅうもんがあるのだ! と実感させられた。
そこからいく年月・・。こちらの能力は大して上がってないんですよ。現状の理論の枠組みは有限だから(たぶん・・だってオクターブで、12音しかないし)。
しかし、楽器を弾いたり、聞き取ったりするスキルは上がる。
で、私も齢・・2万8千歳だっけ?になりまして。 ここはこういう成り立ちか!っていう要点を言葉にすることができるようになったと。
一曲目の Respectable street これも音色面で前アルバムとはかなり違って、
おそらくdbx 160(今やヴィンテージ)かなぁ・・。ものすごく個性のあるコンプレッサーをたくさん使っているサウンドで。リバーブは結構たくさん使っているのに、カラッとしている。
だから黒海のイメージが未だにこんな感じですよ。地理的にすごいとこにあるんだね・・。
アンディ・パートリッジの曲は捻くれてるとか、素直じゃないって言われるけど。
この人わざとキワをつくようなフレーズを弾くので(アウトフレーズってやつ ジャズ用語かな?) ベース音やコードと違う音を持ってきながらも、当たらない(不協にならない)とこを取ってる。これは耳もいいし、分かってるって事なんです。
この曲は素直な方だよ・・
02:17あたりから
A. B. C♯m6 G♯m7 ×3 It's in the order of their hedgerows〜 のところ
A. B. C G(E♭onG) (ラストだけスライドするように次のキーを予期させる進行に変わる→ちゃんとしてんじゃん?!)
三回繰り返す部分の 後半二つ ベースは四分音符で ド# ソ♯ ・ソ♯ レ♯ なのですが・・
ギターはA と Bのコードトーンを取ってるので分数コードで A/C#m B/G#mでもいいかも。この場合、ギターこうするからベースこの感じで!って頼むか。逆もある。