bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

教授について振り返っていたのさ2024 -Returns-

今!なんか沁みる一枚

 

前回、最初スムーチーとB-2unutから始まった。ファン生活ですが。

次は・・もう忘れかけてるけどたぶんスウィートリベンジ(1994)じゃないかと思うんだ。

 

これ、タイトル曲がsweet revenge で確かベルトルッチシェルタリング・スカイ没曲で気に入ってたので、再度使ったはず。

 ボツの理由が、最初デジタルでバリバリに構築しようと目論んでたのに、ベルトルッチ監督が、アナログでやれと。ピアニストの椅子の軋む音まで入るくらいにエモーショナルにだ!っつて。

 反発して、なんなら椅子の軋む音もサンプリングして入れましょうか?と言ったらしいんだけど。とにかく生演奏でやれと。

 

しかも、ベルトルッチは『雨月物語』の溝口監督が好きだったらしく、「ここだ!ここで溝口の音楽を入れろ!」とか言ってたと。でやってやろうじゃないのって作って行ったのがのちにsweet revenge になる曲。そしたら、「ヲイ、なんだこれは・・・悲しすぎる。救いがないじゃないか!?」って。(そしてボツテイクへ)

 

この件、僕は両方聴き比べると、shertring sky のテーマの方が絶望的に暗いような気がするんだけどなぁ・・。よくわからん話だなと思って読みました。

 

なので、sweet revenge は好きで良く聴いてました。一曲目のTokyo Story も素晴らしい。 こういうエリック・サティっぽい、ちょいシャンソンぽい曲は教授もたくさん作ってますが、僕はこの系統で一番好きなのは、Tokyo Story です。

 

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この時は当然デジタル録音なんですけど、今みたいにDAWをマスターには使うほどコンピュータに力がなかったので、録音はコンソールとマスターテープだったはずです。

 00年代前半からDAWをメインで使い完結させる人が急増します。