bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

聴きなおしたらいい! キース・ジャレットの「平均律」

昔ちょろっと触れていて・・

 

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録音がもわっとしているとか言ってますが。

最近色々聴き比べたら、この録音はかなり音像が近い方でした。

弾き方も1音1音丁寧で神妙な演奏。

クセもないので参考音源としてもよい。信頼のECM New Series です。

かつて、ECM New Series 狙いでレコード屋漁りしているときもありました・・。

録りの綺麗さに定評があるのでハズレが少ない。

 

最初は、高校生の頃かな。数百円で投げ売りされてるレコードをジャケ買いしているとき、「あれ?ECMって買いてあるレコードはなんかいいな」と思ったのが始まりです。

 

 

このアルバムはクラシックを題材にしているだけあって。

特に若い頃のジャレットみたいに憑依したように歌ってないしw

キース・ジャレットあるある)うぉう! ふぉー! Yeah! とかいってるときもあったはず。

 

 

愛聴盤へ

 

クラシックレーベルの録音の方が大きなホールで録っている。

世に出回ってるものはあまりにアンビエンスの多いホール録音が多い!

 

 ヨーロッパでは、教会のように音が拡がる環境が理想とされているんでしょうかね?

実際の、コンサートのようなライブ感がよしとされるのでしょうか。

 

グレン・グールドみたいにスタジオ録音で音像がもの凄く近いのは珍しい。

スタジオ録音のように近くで聴くのいいんですけどね。

対聴衆っていう緊張感がなくて 、空間の影響が少なく音の届き方が直接的なので。

 

そんなこんなで・・このアルバムは数年を経て、

すっかり最近の愛聴盤になりました。

クリマイにあの人の格言が

◯◯かく語りき

 

クリミナルマインドには話の最初と終わりに格言の引用が必ず出てきます。

 

ガンジーマザーテレサなどの宗教家だったり、ウィリアム・フォークナーエドガー・アラン・ポーなどの文学者、哲学者や政治家などの言葉も。

 

その中で、尊敬するギタリストのアンディ・パートリッジの言葉が出てきてびっくりしました。(何度か見ていてはじめて気づいた😅)

 

 

シーズン7 第4話「失われた痛み」

 

設定は、高校での爆弾事件の十年後に起きる連続殺人。

(しかし、ディズニーチャンネルの無料版Dlife なんちゅう番組流してるんだ😂)

 

元の事件は「コロンバイン高校銃乱射事件」などをモデルにしたと思われます。

 

元の爆弾事件とは、違った角度から。〝スクールカースト〟を前提にした。鬱屈した男の怒りによる事件です。

 

 

で、肝心の冒頭の引用文は(吹き替え版)

 

学校ってのは、サヨナラした後もお前につきまとう。

           -アンディ・パートリッジ 

と、登場人物 Dr.リードの声で朗読されます。

 

字幕版の原文だと

You may leave school, but it never leaves you. 

 

と聞こえます。自分のつたない英語聴力では!

最初は後ろの〝leaves〟 が 〝with〟 に聞こえて、ん?なんだこれってなりました。

 

Dr.リードの俳優さんと、日本語吹き替え版の声優さんは声が似ているんですよね。

かなり配慮された声優陣の配役だと思います。

 

 

さておき、ググってみたら XTC「Play ground」の歌詞らしいです。

アルバムは『Wasp Star : Apple Venus 2』収録と、一番自分の聴いてない時期なんで、わからんはずだわ。

 

確か明るい曲調だったような・・。

 

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うん、明るいですね。パンク・ニューウェーブ期が好きなので、当時も度々CD屋とかで目にしていたと思うんですが、スルーしていたな。

 

この人はこういう皮肉っぽい詞がすごくうまい。子供時代〜青春時代の苦味のようなものとか、鬱屈感を歌詞にさせたら天才的です。

 

Dr.リードの口からパートリッジと聞けるとは、感動した一幕でした。

 

 

 

 

 

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