bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

鍵盤内でのアレンジを考えるキッカケに 『6つのパルティータ』

最近はバッハ - 『パルティータ』を弾いています。


以前は色々なキーに慣れるのと、1曲が短いので『平均律クラヴィーア曲集』を使っていたのですが。


今は目的を少し別に置いています。



鍵盤アレンジの自由度


キーのことは一旦忘れて、どういうヴォイシング (和音の配置)を使っているかとか



メロディがしっかりある曲の中で、左手はどういうアレンジを使っているかなど



主にアレンジ面。鍵盤内でどこをどう使って弾くかというしくみを習得するのがねらいです。



しくみと言っても、分析をするわけじゃなくて、弾いて感覚をそのままつかむ方が個人的には早いです。




鍵盤数の制約

バッハの時代は弾いている鍵盤楽器のしくみが違うので、音の上から下まで。



主に今のキーボードの61健内で楽に収まります(いい時代だったね...(°▽°))




リハスタの鍵盤では、必ずしも自分の好きな鍵盤が弾けるとも限らないので、61鍵で妥協とか枚挙にいとまがないわけですね。



なので、狭い音域・限られた鍵盤数でどれだけ自由にアレンジをするかということはすごく大事です。





鍵盤数拡大の歴史は 面白いQ&A がありました。参考に

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp



制約のある中でベストに近い答えを出す瞬発力をつけるキッカケにもなっていると思います。




そういう視点でバッハを弾くのもなかなか面白いので、興味のある方はトライしてみてください。



ちょっと見つけたアルゲリッチの弾いている 第二番からカプリッチョ。鋭い弾き方してる〜🤔


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〈よく聴いた音源〉


パルティータの音源では以前、よくBGM的にこちらの高橋悠治盤をかけて聴いていました。


タイトかつ落ち着いた演奏です。







〈楽譜〉



昔は、春秋社版でたくさんの曲をつまみ食い的に弾いていたのですが、


分厚くて重いので、アパートでは全音版を使っています。ぼくは楽譜をかなり持ち運ぶので、薄い譜面が好きです。




坂本龍一レア音源を聴いて、シンセを弾きたくなる

坂本マニアとして、買いました。 Year Book 1980 -1984



マニアにのみオススメできる

ライブ音源がほとんどで、それほど綺麗な音源じゃないのでやはり好事家しか買わないと思います。



B-2units のライブ音源は、昔テープトレードとか、winny が流行りだした頃に流通していましたね。


それほどマニアが多いのがYMO・坂本関連音源です。



当時の教授はアンダーグラウンドシーンとの繋がりがあって、現代音楽のイベントにも参加して。。。


スターでありながら、アングラとかサブカルとの両立をしていて、とても好きな時代です。



シンセいいな


最初のphew - 終曲のライブが印象に残りました。シンセの音の力が素晴らしくて最高ですね!


Arp Odyssey とか Prophet-5 などのヴィンテージシンセの本当にむきだしの太い音が聴けます。



シンセを弾きたくなりますねー。最近いじってないな・・。昔Prophet-5は実機を持っていて、ソフトでもいじっていたので


オシレータやフィルターのいじり方はすぐ思い出せます。


さすがにメンテナンスが大変で、実機は売ってしまいました。(激しく不安定だがファンが多い Rev2!! )



今はちゃんとDave Smith Instruments から再現モデルが出ていますね。



シンセ弾きとして新しい風を吹き込んだ男

2010年頃に ジェイムス・ブレイクが出てきて。その時にも、すぐ影響されるから無性に弾きたくなりました(笑)



ギターの人もギターらしくないフレーズを器用に弾くところが地味にイイ⇩
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実はProphet08 PE。 買って用意してあるんですけど、他のことで忙しくて全然触ってもいない。開けてもいない!

子供の頃の自分が見たら泣きますよ。もったいないことするなっつて・・^^;


彼の音楽も。ソウルミュージックやR&Bの総括、再解釈。ダブステップ以降の音楽がイギリスから出てきたというのがすごく衝撃的でした。


昔のブルーアイドソウルみたいなものと違う。もっと本質からアメリカのシーンも脅かしそうなもの。




実際去年のビヨンセのアルバムとか聴いても、グッと音数少なくある種内向的になっていますよね。


昔、アブストラクトヒップホップとかそういう言い方があったんですが、そういうニュアンスに近づいている。


しばらく聴いていないうちに、保守的というかずっとグラつかなかったUS R&B シーンが変わってきているんだなと思う今日この頃です。



で・・・それはともかく、まあ近々弾いて何かしますわ!




Year Book 1980 -1984

Year Book 1980 -1984

  • アーティスト:坂本龍一
  • 発売日: 2017/03/29
  • メディア: CD