bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

XTC - Making plans for Nigel を演奏しました🎸

がんばれおれ

 

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これは苦労しました。ベースがないとリズムが取りにくいんですよ(んジャッジャラって、表拍がないため)

軸がなくて不安になるというかねぇ😕

 

アンプは両方Fender。 変わったことはやっておらず、薄くコーラスがかかってるくらいです。

 

 

これもリアルタイム世代ではないため、リマスタリングとかで買って聴いてました。

和訳の詞も載ってたので、これは〝ナイジェルの幸せのためにやってるんだ〟という余計なお世話についての皮肉だなと。

 

転じて、イギリス(宗主国)ナイジェリア(属国)の関係なのかな?とか思ってました。

 

それから数年後、ライブハウスに一緒に出ていた人に、XTC好きなんですと話したところ(その相手はリアルタイム世代だったのかも)「初期の頃? ああ、がんばれナイジェルとかのころね」と言われて、口には出さなかったけれど

 

「あれ邦題 〝がんばれナイジェル〟っていうんだ!だっせぇ🤣」ってなりました。

がんばれべアーズかと。そんな前向きな歌じゃないだろって。

 

低予算だけど

 

MVを見てみましょう。なんとなく全体が白っぽくて「時計仕掛けのオレンジ」を思わせる。ルドヴィコ療法みたい(つまり洗脳)。

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アンディ・パートリッジ(ジョーカーみたいな役の人)は、自分たちのPVはもういかにも低予算て感じで全部いやだとw 例外はDear God だけだと言ってました。

でも、当時のPVってひどいの多いし、マイケル・ジャクソンとか膨大に予算がかけられるなら別だけど、これはこれで好きです。

 

 

そして、がんばれナイジェルで、もうひとつ謎が解けたことが。

Polysics - がんばれミリンダ ってそこから取ってるんだ! 

 

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しかしこの人たちは演奏が巧いね。。 汗だくなのに演奏がレコーディング時の

ように冷静だもの。

 

 

Drums & Wires (Cd+Blu-Ray)

Drums & Wires (Cd+Blu-Ray)

 

 

ビル・ エヴァンスの 志向したもの

インタビューをいくつか見てみると

 

色々発見が。

 

ジャズってそういやほぼアメリカ発とか、独自のという意味で初めての音楽だったのかもしれないですね。

 

ガーシュインコール・ポーターもそうだし。

だって、後はヨーロッパから、亡命してきた作曲家が教師やってたくらいだから・・。

 

歴史がまだ浅いから、いまでもフェンダーのヴィンテージ機材とかが伝統工芸品なんだし。

 

何を持って満足とするか

 

これが面白かった。01:23 〜  

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「そうだな 弾きながら説明しようか」 

と、How about You を弾く🎹

 

漠然とビバップビバップしたフレーズを弾くと、どんどん混沌に陥るという話。

 

エヴァンス曰く「要は何をもって満足とするかが問題なんだ  単純でも本物であればー 派手さはなくても満足感は十分に得られる  そこから発展させられるんだ

「基本さえしっかりしていればね 」

 

 

初めてエヴァンスを聴いたのは、高校の頃。

驚かされたのは解釈とか、美学(?)の面だった気がする。Autumn leaves が入ってたアルバムで、シャンソンのぼわわんてイメージと全然違うと思ったはず。

 

あとはこないだのメシアンの話じゃないけども。

あれだけハーモニーの面で、響きが複雑ならシンプルなフレーズでもいけるし、

活きるわな! と妙に納得しました 🎹

 

この横のオヤジの「いやでも俺はよー、派手なフレーズが弾きてぇんだよ!」っていうまるきり反対の立場から来る姿勢も面白いですねw

 

あ、聞き手じゃなくて討論みたいもんなんだっていう。

おれは満足できねんだよ、うーんサティスファクション。

 

満足感という点で、音楽を眺めてみるのも面白いかも🙄