bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

『JOY』を読んで。なんか聞いたことあるな?

無努力というあり方

 

半年前くらいかな・・🤔

チャンディー・メン・タン著『JOY』を読んで。親しみやすい書き方で瞑想の深いところまで書かれている本だと思いました。これはどちらかとえば、集中の瞑想中心に書かれています。

軽い語り口だけど、めちゃくちゃ勉強して、しかも訓練している人という印象があります。

 

タンさんはアジア系アメリカ人なのかな? Googleの人で積極的にマインドフルネスなどに関する本を出しています。TEDでプレゼンもしてます。

 

リトリート(瞑想の強化合宿のようなもの)で教えるほどの師と呼べる人になると、「楽に・自然に、がんばらずに」

と修行者を励ますが、そこまで・・瞑想が自然なものになるまでには大変な努力が要るのだ。という内容のことを、この本のラストの方で語っています。

 

たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND

たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND

  • 作者: チャディー・メン・タン,一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート,高橋則明
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2016/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

何か聞いたことあるな? 

 

それを聞くと、音楽とか楽器の練習のことを、僕は思い出します。

職人仕事なども大体そんな風に思います。言葉で伝えられる部分は少ないので

師匠にあたる人はごく簡単なアドバイスしかしなかったりする。

 

しかも、リトリートに教えにくるお坊さんは、トップアスリートみたいものでしょ。

 

がんばると続かないのも事実。楽器でも、いわゆる絶対音感があったり天才肌の人はいっぱい入ってくるけど、そういう人たちですらなぜか、やめちゃってますからね。

あれはなんなのか・・飽きるのかねー😐

なんで難しく聴こえるんだ?

あれ?

 

ここのところ、時々XTCをギターふたつでカバーして YouTube にあげています。

譜面が出ていないので耳コピです。

 

10年ちょっと前、はじめてXTCにハマってよく聞いていた頃、主にアルバム Drums & wires と Black sea が好きで。

 

その頃はまだギターが弾けなかったので、ベースとピアノを使って、大まかに耳コピをしてみると、

「あれ、そんなに難しいコード使ってないのになんで難しく聴こえるんだ?」

と疑問でした。普通に3和音を基本に作られてるし(GとかCmとか)。

 

もちろん、急な転調とか和音の平行移動とかはあって、メロディはそうすると当然いわゆる〝アウトする〟ものが多くなるけど、それは他のロックでもやってることだし。

 

同世代の The Police は明らかにあギターの人・・アンディ・サマーズが、9thとか11thとか難しいのをチャリーン🎶とか入れてくるので分かりやすく。

あー渋いとか、ジャジーだとか思うんですけども🍹

 

チャリーン・チャラーン🎶の好例↓

www.youtube.com

 

秘密は役割分担にあり

 

今、ギターが弾けるようになってきて、細かくポジションとかをコピってみると。

XTCの場合、アンディ・パートリッジがよく高音でカッティングをしていることが多いんですが、そこで一工夫してるのが、響きを複雑にしてる要因だなとわかりました。

 

よく出てくるのが、コードが G の場合、普通 構成音は ソ・シ・レ 

 

でも、パートリッジは高音で(3・2・1弦)ソ・シ・ミ  で弾いてたりします。

そうすると ミ はこのコードの6th もしくは高音の場合、13thでかなり響きが変わります。

 

こういう風にサラッと素直な響きから外れた音を入れています。

 

役割分担は

デイヴ・グレゴリー(低音の定番コードリードギター

アンディ・パートリッジ(高音でトリッキーなコードリズムギター・時にリード)

が多いので、だからアンサンブルでこそ活きてくるバンドです🥁

 

ボーカル兼ギターとしては、珍しいですよね。普通に素直なコードを弾いてるより、歌いづらいし😂 リズムも細かいのがこの人の特徴ですし。

 

〝高音でトリッキー〟の好例↓。 この曲の場合、Bメロのキーが なので重要な役割(ドミナント)の のところで例のやつをやってます。↓

www.youtube.com

 

 

Black Sea [2001 Reissue]

Black Sea [2001 Reissue]