bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

Dr.K のテキスト

オールドファッションと呼んでいるのは

 

徳武弘文さんを初めて見たのは、スケッチ・ショウ

 のライブで。確か当時(2000年代前半)はVHSに録画して見た記憶があります。

ちょうど家庭でDVDを焼いたりするのとの、端境期。

 

そこで、小山田さんとソロ回しをしていて。タイプがあまりに違うので興味を持って

後にテレキャスター本でも目にしたので。 ⇩

前略、テレキャスター様―エレクトリック・ソリッド・ボディ・ギターの原点、テレキャスターに感謝を込めて (エイ文庫)

 

五年前・・くらいかな?調べてたらテキストが出てると。

ロックン・ロールギターの常套句』ってDVD +テキストでした。

で、入手して譜面見たら、あまりに細分化されたスタイルがあるのに愕然としました。((((;゚Д゚)))))))

 

大昔、キーボーディスト用演奏能力開発シリーズで、ブルースが根っこにあるのに

アメリカの都市ごとにスタイルが違うってのに近い驚きです。

 

プレイヤーごとのスタイルがバッキング・リードギターに分かれて出てくる。

伝統芸能のような・・。

 

では、レス・ポールさんとの共演の映像を

www.youtube.com

 

こないだ書いたデイヴ・グレゴリーのオールドファッションスタイルっていうのは、

こういう50年代〜あたりのスタイルを指してます。

 

ロックン・ロールギターっていうのが、まさにそれ。

 

 

 

 

グルーピングの発想

論理ではないけど情緒でもない

 

初めてグループ分けのアレンジ・作曲法に触れたのは坂本教授の本(『坂本龍一音楽史』)か、古本のキーボードマガジンに連載があってそれを読んだか。

 

いずれにせよ、高校生の頃。

数学の群論の考え方を最初に取り入れたのはハンガリーの天才、バルトークらしく

カルテットの4番だっけか(?)はそれで作ってるんです。

 

その発想は、例として極端にすると・・

モードA(ド・ミ・ソ) モードB(レ・ファ・ラ)

 

と決めたとします。で、1stバイオリンはAだけしか使わない 2ndバイオリンにはBだけとか。先にルールを決めて作曲するって方法。

 

これは、「熱いペーソスが俺に音楽を作らせるのさ!」っていう事とは距離がある。

けど、任意のルールだから特別ロジカルでもない。スポーツのルールと一緒で。

 

これが、当時凄く印象に残りました。

 

 

自分でルールを決めてしまう

 

これをまんま使うってことはないけど、

セッションをやっていた頃。その時は鍵盤で、 Roland Juno-Dだったかな🎹・・

「今回はこの音色(ウーリツッァー)でこの音域に専念すっか」とか漠然と決めてやったり。「ブルースあり、ペンタトニックは少なめ、ただし4度重ねはありだな」とか。

 

そうすると、ライブスペースのバーのおじさんに褒められたりしてね。「モータウンのグルーヴを追求してるのがわかるよ」とか😂  全然違う事考えて弾いてましたが、おじさんも音楽やってる人みたいでした。

 

そんな感じで、先に制約を作る発想は今でも残っています。

 

 

これは情報量多くて💦  よく読んだなー⇩