bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

〈改めて聴こう〉 筋肉少女隊 「公式セルフカバーベスト 4半世紀」 と問うならば!(問うならば!)

始めて筋少を知ったのはこれにも収録されている「蜘蛛の糸」だったと思います。ぼくは小5か小6だったはず。テレビの進研ゼミかなんかのCMでやってて、お小遣いでシングルCDを買いました。それまでは普通のJ-popしか聴かない子供だったのが、この辺から早い中二病期が来て・・悪い影響をたくさん受けましたw

 

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その後アルバムを聴きあさりました。「UFOと恋人」・「レティクル座妄想」あたりから入った気がします。中学になるとロック好きな友達ができて、かなり語りあってました。「橘高のギターやべぇ」みたいな話ですね。。

 

柔道部に入ったので、格闘技熱もこの頃目覚めました。格闘技好きには音楽好き、ヲタクも多いので、この辺でも盛り上がれました。よい友人・チームで。僕は副部長、部長とは今でも親友と言えると思います。僕は寝技が得意だったので、グレイシー柔術ブームにのっかり、高校生の先輩から習っていち早くチョークスリーパーも覚えました。漫画「帯をギュッとね!」をみんな読んでて、変形すくい投げも真似しましたw

なので男子校みたいな生活ですね。まず女子の眼中にないカースト外的存在。

 

そういった意味でも、一曲・一曲に思い出がありますね。やっぱオーケンは自分のルサンチマンの代弁者だっのです。

 

蜘蛛の糸をのぼっていつの日にか見下ろしてやる。蜘蛛の糸をのぼっていつの日にか燃やしてやる」ってのはやっぱ思春期の攻撃性から鬱屈したもの諸々をうまく表しているし、「それでもなんだかみんなが、ぼくを笑ってる気がする」ってのは当時本気でぼくが抱いていた被害妄想ですね。(kyupin 先生によればうつ系の妄想だそうです。)

 

 

 

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「ダメ〜!それでも生きていかざるをえない・・」(『踊るダメ人間』)ってのも当時から通奏低音のように僕の人生を翻弄する言葉です。

 

・・・と甘じょょっぱい思い出とともに、心が痛い!でも筋少いいなと、一昨年ライブも見られて幸せでした。このベストアルバム、いい選曲です!