パニック障害と診断されたのは10年くらい前、しかしその裏にあるのは発達障害や自閉症スペクトラムだと教えてくれたのは kyupin 先生でした。
→自閉症スペクトラム - Wikipedia (よくまとまってます✨)
何度もメール相談にのっていただき、処方なども発達障害をベースに考えた方が良いということで、実際かかっている医師とも相談して中身が変わり、現在に至ります。今でもkyupin先生に感謝しています。
尊敬する人物でこの自閉症スペクトラム圏内だなと思うのは、ピアニストのグレン・グールドと哲学者のルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインです。
大学の頃、ウィトゲンシュタインにはまったのも多分に自分の障害・生来の性格的なものがあると思います。
異常なまでの、ひとつのことへのこだわり、常同性、希死念慮を伴う不安・うつ。などを明らかに彼も持っていました。グールドも然り。
実際、ウィトゲンシュタインは兄二人と父を自殺で失っています。
彼の著書『青色本』で出てくる“独我論論駁”というテーマなども、自分にとっては重要でしたが、今考えると普通の健康な人はこんなこと考えないし・・と思います😅
→独我論 - Wikipedia (ここの説明もわかりづらい!)
僕も強迫的なこだわりがなかったら、今頃曲なんて作ってないし、ましてや契約作家として食えてなかったろうなと思います。
気持ち悪がられる記憶力、特にエピソード記憶を持っていますし。音楽ヲタクの脳だと思います。居酒屋とかでJ-popがかかっていると、何年の誰でどういうエピソードがあって、その人は誰からの影響下にあって・・云々ということを瞬時に考えてしまいます。全く役に立ちませんけど😇
幸か不幸かもうそういう風に生まれついちゃってるわけです。未だに死にたいと思うことも多々あります。が、“それでも生きていかざるをえない”(筋少風に)。という歯止めがどこか効いています。
いろいろな人の助けもありますし、それでいいんだろうなと思い始めていますね。
- 作者: ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン,野矢 茂樹,大森荘蔵
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 文庫
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厭世観ソングのこの曲でしめたいと思います。