昔一度読んだときはなぜ著者が、自閉症の子などと向き合い、姿勢を変えるということを教えているのか、それがリラクゼーションと結びつくというのもさっぱり分からなかった。
数日前Kindleで読んだところ。今はかなり腑に落ちるようになってきて、姿勢の変化→感情の変化という点と良いリラックス状態から身体が変わるというのも実感できるようになった。
姿勢のふしぎ―しなやかな体と心が健康をつくる (ブルーバックス)
- 作者: 成瀬悟策
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/07/17
- メディア: 新書
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肩や背中の硬直・みぞおちの緊張、顎の位置、上体が起きているか、胸が開いているかなどは気分に大いに関係あり。かといって、うつなどが酷い場合はそもそもよい姿勢をキープするエネルギーが出なかったりするから困るんですけども。。この本の中での実践にも、苦労や越えられない壁のようなものが見受けられる。
ぼくは毎日走っていた時期も決して元気じゃなかった。激しく過眠だったし。
フィジカルでガンガン動けば万事OKとはいかず、姿勢のような構造面+薬物療法とか心理療法がやろうとしている、脳に直接影響する部分がどうしても必要になってくる。