来月の発表会でブラームスの間奏曲op.118-2をやります。
アシスタントだけじゃなく演奏でも出るのは実に10年ぶり近い。
そのうち7年分くらいはパニック障害で人前で演奏できる状態じゃありませんでした。
譜面の見た目はゆったりしてるしそんなに速いフレーズも出てこないので楽だと
思っていたらそうではなかった。
ペダルの指定が細かい。だらっとずっと踏んでちょいちょい拍に合わせて踏み替えていても多分それなりに成立するけど、低音部が強調されるところではピタッと踏むのをやめなきゃならない。ベースの一音だけ踏まず次から急に踏むとか・・落差が激しいのです。
ペダルのサスティンで楽にふわっと弾いてたのが、急にペダルなしに代わり保持音やサスティンを指の力でキープしなきゃいけなくなる。
そして、途中転調後はソフトペダルも使う。
あと和音の配列が紛らわしくて隣を弾いちゃう。見間違えやすい密集度合い。最初の主題が戻ってきてから、微妙に一音ずれてるとか。騙し絵かという。
ブラームスらしい二拍三連の連続!保持音&保持音! 左手飛ぶ、全体も同じボイシングに留まってないからガタガタしてる。
特に出だしが何度弾いても慣れない。
自信なくなって来てますが、練習しますよ。
Arthur Jussen - Johannes Brahms/ Intermezzo ...
この人は引き分けとかベースの音量コントロールが巧い。
最初に展開が変わってa tempo の部分からも結構テンポを揺らして弾いている。
これだけ揺らしてもすごくいい塩梅ですね。
自分で弾いているときは特別指定がない場合はわりとサラッと溜めを作らずに弾こうと思っていた。
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