ファンクに目覚めたのは、ちょい変わりダネのこのアルバムでした。中学1年だったと思います。ミニマルな反復の中でのわりとゴリゴリな(フェラ・クティから影響を受けたような)アフリカ的な面の強いファンク。80年初頭エスノファンクとか言われた路線です。実際黒人のプレイヤーの面々や、P-funk勢からのサポート(バーニー・ウォーレル)もあるのがこのバンドの魅力です。聴いていたのは94〜95年あたり、ニューウェーブなんて時代遅れで誰も聴いていないような時代でした。
- アーティスト: Talking Heads
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1994/11/28
- メディア: CD
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このライブの頃とか鬼熱なわけです。30:31あたりの「Crosseyed and Painless」なんかフォウ!₍₍ ◝( ‾▿◝ )◟ ⁾⁾ってなります。音楽って楽しい!って瞬間です。49:07あたりからは「Born Under Punchs」〜「The Great Curve」、ほんといい瞬間満載です。
Sly&The Family Stone やJ.Bなどを辿って聴くのは高校に入ってからでした。それ以前はJ-Popの中ではオリジナルラブもファンク番長だったし、ドリカムにもそういう要素はあったし。日本のヒップホップも台頭しており、マイケルジャクソンも子供の頃から好きでしたが、〝ファンク〟という感覚に目覚めたのはこのアルバムです。
トーキングヘッズ最高傑作のように言われる本作ですが、セールス的には最も売れなかったアルバムだとか、びっくりです。トーキングヘッズ内バンドであるトムトムクラブのインタビュー参照⤵️
当時のニューヨークやCBGB界隈などの歴史がよく分かるインタビューで濃い内容です。「Genius of Love」 が史上最もサンプリングされた曲なんて知りませんでした!これのリズムギターも単純で嗜好のファンキーさを持っています。