楽器屋さんでパラパラ開いててまず思ったのが
「ん、これ『地獄のメカニカルトレーニング』みたいだな!?」という感想でした。
それでも、最初の交響曲を書くまでに20年(?)だかかかった完璧主義の人にしてはまだあっさりとまとまった素材な方ですよ。これはまだ・・大目に見て・・・100歩譲って・・・・。
保持音もピシュナほどいやがらせ感がないし、ブラームスらしい重音とアルペジオはいっぱい出てきます。そして右手4拍左手5拍など、左右の手で割り切れないリズム。
この人の曲の特徴そのままじゃないですか。専用練習曲じゃないのって。
ほとんどミニマルミュージックのよう。ハノン以上に音形が対象になっていたりするので、苦行感は否めないわけですが、ブラームス好きだけどこれはめんどくさい。けど練習にはなる。
よくこんなの書いたもんですよ。
というわけでブラームス好きにオススメです(笑)!
ブラームス 51の練習曲 解説付 (Zenーon piano library)
- 作者: 全音楽譜出版社出版部
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: 楽譜
- この商品を含むブログ (1件) を見る