前回までのあらすじ
先生に勧められて弾いた幻想曲「さくらさくら」の作曲者は平井康三郎さん
それとは、関係なく「ドビュッシーってタイトルについてるから弾いてみよう」という
なんとも浅はかな理由でファリャを弾き。
いい作曲家だなーと思って、ファリャの『恋は魔術師』(⇦すかんちか!w 恋は最後のフェアリーテイルか!これ言い続ける事に決めた😂)の作曲者によるピアノ版の譜面を入手した。
ここから本編
校訂で「平井丈二郎・平井李枝」と書いてある・・と。
まぁご夫婦かな、とくらいにして何も考えずにパラパラ譜読みをしていて1週間くらい経ってから、最後の校訂者紹介のページに、略歴が。
上の作曲家の平井康三郎さんの、ご子息とお孫さんだって! 二人ともピアニスト。
オイオイオイ、どうしよう(どうもしないけど)( ;´Д`)
ファリャを聴くと、原始主義や民族・民俗主義(お国はスペイン)の要素があり、バルトークとストラヴィンスキーの中間のようなポジション。
平井さんも考えてみりゃ、日本の歌をモチーフに使い、早坂文雄のような日本的リズムを使ってるわな。(ナショナリズムという文脈だけでなく、20世紀の流行りだったみたいで、自分の生まれた国のモチーフを使うってのは。情報がどんどん入ってくる時代だし、世界大戦していたわけだし・・)
話はちょっと変わって
M先生の所に、火祭りの踊りのピアノピースと対位法の解答を持っていったら
やっぱ譜面見てからの判断がはっやい! 渾身で解いた対位法の課題、最初の5分で見て、「えーとこの2番のメロディに和音つけるとしたら、どうつける?」
え!大体こんなですかね・・と弾くと。「じゃあ、これ次回までにつけてきてね」って。。
火祭りは、とりあえず一通り弾いたら、「これ誰がピアノに編曲したの?」とのこと
本人ですよと言うと「え、原曲からかなり(音数が)絞り込まれて弾きやすくなってるから、いい編曲だと思ってた。本人かー。」だってさ。
相変わらず先生の楽器なしでの譜読みの速さと、耳の良さには驚くわ・・😐
ピアノピースー391 火祭りの踊り/M.deファリャ (全音ピアノピース)
- 作者: マヌエル・デ・ファリャ
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 楽譜
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