前回の、雪は踊っている がだいぶ出来上がったので、
次の課題、『ベルガマスク組曲』4.パスピエ の譜読みを始めました。
この曲集からは 1.プレリュード に続き二曲目ですね。
大体2週間サイクルでレッスンをしていただいていたので、今回変則的に
1週間で譜読みだったので、苦労しました。(なめてました・・^^;)
ドビュッシーの感じはつかめているという慢心があったという。。
中高生の頃の苦労をちょと思い出しました。
学校いって部活やって宿題とかある中、どうやってピアノをほぼ初見で
ごまかすかと。。ピアノやってた人あるあるです。
ドビュッシー/ベルガマスク組曲 4.パスピエ /演奏:金田真理子
何回転調するんだこの曲!
えー、まずぼくくらいの世代の人が弾きますと、冒頭部分まず「え?ドラクエ?アレフガルド?」と思うこと請け合い。
パ◯りだとか言われますが、すぎやまこういちさんの職人的な能力の高さもわかります。能力がなきゃ、あれだけの曲の構造自体を組み立てられない。
しかもサントラ全体が、クラシック〜現代音楽の流れをうまく使って、作られている。しかもゲームをやってた当時の子供はみんな口で歌えた😂
異様に頭いいというか、脳の処理能力が高い人だなと。
それはともかく、この曲は転調回数がすごいです。自然に感じるので最初あまり気づかなかった。
調号の表記上はたいして変わらないように見えるのに、短いサイクルでの転調がいくつもあります。
自然に移り変わる
わかりやすいのが中間部。上の動画だと 01:26 あたりからです。
Aメジャー にいって、 Gメジャーにいって、ちょっとEメジャーいくぞと思わせての、
A♭メジャー。からのEメジャー。でちょっとスペイン風味のある和音の平行移動して、やっと最初のテーマが戻ってくる。(F♯マイナー)
この演奏者の方のように、軽々弾むように弾けないですが、
たくさん転調するくせになぜかちょっと安心する部分で、好きですね。弾いていて成り行きが自然だからかな?
大変さでいえば、曲も長いしね・・。こんなに速く弾けて4分弱でしょ。
まあなんとかやります。
いい曲だから、ゆっくり弾いても、重く弾いても味がありますよ🎹✨
ドビュッシー関連、いまは全部安川版で弾いています。また音友だ・・。
ペダルと表現の書き込みが詳細だからかな。
ピアノの先生について習っている人は、
かえって表記の少ない全音版などでも良いかもしれないですね。
先生ごとの教え方も違うし、大体書き込んでくれたり、表現についても
指摘してもらえますからね。