スーパースター
ひとつは弾きやすいからで、ふたつめは、やっぱ中1からスター・カリスマになっちゃったから😇
ギター少年が好きなギタリストのモデルのギター買ったりするのと同じ感覚です。
今回は映像と音楽についての発言をテーマに
DVDの、Tokyo Melody から『戦場のメリークリスマス』(1983)のサントラ制作について
サントラを作るときに、そのドラマの構造に従って
音楽をね、配置していこうと。
そのときにある登場人物の関係と
メロディってものを関係付けて、ライトモティーフにして
オーケストレーションを変えて。その状況に合わせて、うーん・・アレンジしていくって
ことをやっています。
だから、具体的にいうとセリアズとヨノイ。
それから、ハラとローレンス。
というふたつの大きな関係が、あのドラマを作ってるんで。
その2つのテーマが建物のね。えー、骨組みになっていて
でそこに実際あのフィルムの映像的な力の配分ていうのかな
それを補強したり、補完するために骨組みに違う曲が間に
入ってるっていうかな。だから、2つのなんていうか、ドラマのストーリーを表すためにある音楽と
映像の要素をバックアップするための音楽と2つの種類の音楽で
成り立っています。
僕が契約してやっていた仕事は、ほとんどこの後者でした。「映像の要素をバックアップする」。(これ〝要素〟か〝弱さ〟か聞き取りづらく、どちらでも意味が通じてしまう)
音効さんの小話
選曲家で、音効担当の人が酒の席で聞かせてくれた話。
映像担当の人が、「(映像として弱いので)これに音ちょうだい!」と言ってくるので
「映像だけで成り立つもの作れよ!と思いつつもつけます(笑)」
これ、音楽制作側としては嬉しいですけどねw
ありものの映画のサウンドトラックなどだと、どうしても劇的で使いづらい部分も多いようです。
この引用した発言。念頭において仕事をしてました。
お手本的映画
サントラで研究したのって、戦メリと『ソーシャルネットワーク』(2011)くらい。
あのソーシャル〜は現代版『市民ケーン』だそうです。(評論家の町山さん談)だから終わりと始まりがつながるような、時系列になっている。
戦メリの場合は、ハラとローレンス(ビートたけしサイド)のテーマが有名な「MerryChristmas Mr.Lawrence」とすると、セリアズとヨノイ(坂本サイド)は
「ラシー ミファ♯ー ラシー」っていう〝種と発芽〟のモチーフっていうのが出てきます。
参照⇩
なので、モチーフとしては短いフレーズでも、それにバリエーションをつけていくと
それで、持っちゃうし、その方が印象的です。
古典的な方法でもあるし、ミニマルミュージックの有効な方法でもありますね。
このブルーレイはジャケがかっこいいですね。⇩まさにこのシーンのテーマなんだけどもw
Merry Christmas Mr. Lawrence - The Criterion Collection (戦場のメリークリスマス クライテリオン版 Blu-ray 北米版)[Import]
- 出版社/メーカー: Criterion Collection
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: Blu-ray
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る