ちょむず だよ ちょむず
ピストンのテキストで、やるということになりました。
が、最初の課題が難しいんだよ!
対位法の課題は、あの和声のソプラノ課題も苦手だったけど、ゲームでいうとちょむずなんですよw
ベートーヴェンのメロディの〝フォーム〟を真似ろって。
で、何冊かパラパラ読んでみました。4冊くらいかな。旧芸大和声3巻入れると5冊。
大体大きくふたつ分かれていて
A・抽象 → 具体 型
B・具体 → 抽象 型
という感じです。
ピストンはアメリカの作曲家で、わりかし有名なコープランドとかと世代が近い。(コープランド、学生の頃聴いた気がするけど、もはや覚えてもいないや。新古典ぽいくらいしか・・)
プラグマティズムの伝統が入っていて
実際の名曲のモチーフから学ぶんです。(だからBタイプ)
早速脱線
ハリウッド映画の作曲家の人たちに教えてたっていうのが
「あ、本当だったんだ」という感じで( ´∀`)
ジョン・ケージも受講したことあるとか言ってたもんな・・。
12音技法って、倦厭されがちですが。あれやってたからこそ・・
音楽の外でルールを一回作って、その中で組み立てるとか操作する。
音楽を〝書く〟技術が高まるって言ったら、無理くりか。
古いハリウッド映画とか、ドラマもそうなんですけどあの12音に近い感じ、時々出てきます。
不安とか恐怖とか、戦いのシーンですけど。
その前に既にシェーンベルク本人がロマン派みたい曲は作ってる。
すごいカッチリとしてて、いい曲多いです。でも新しさが求められるから、
20世紀初頭、〜20年代、30年代。後期ロマン派は、もう手垢がついた表現だし
ロマン派の天才はもうたくさんいるから、新しいルール作ろうぜ。とかやってたら
ナチス台頭で、その後、弟子兼友人のウェーベルンは米軍に誤射されて死んじゃうと。
ま、それはいいや。課題が難しくて!w
同じタイプの本で、『名曲で学ぶ対位法』ってのがあって。
これも名曲の実例から入る。メロディとはなんぞやって事から。
で、段々2声・3声・厳格対位法とか華麗対位法とかその・・システムに触れる。
こちらは、初心者に配慮してて、例題と課題の段階分けが細かい。
ので、最初はこちらでこっそり数こなしてから、月末にピストンの課題をやって
先生のところに持って行こうかなと思っています。
思い起こすと
就職難の時代に、偶々大学で開講してた先生に拾ってもらったとこで、BGMっていうのか、職人仕事を契約すると。BGMより素材とかネタ作りに近いんです。
なぜなら音効さんが編集するから、極端な話、効果音的に使ったりする。
で、やっぱギロッポン(笑)に行って会議をやったときが、衝撃的で
プレイヤーとしても攻められる芸大出たサポートミュージシャンの人とか、
もうナチュラルボーンコンポーザーかっていう、だいぶキてる人wとかが多くみんな年上! 腕が凄くある上、当然機材とかも凄いんですよ。話してる内容で大体こっちにも伝わる。 僕はディレクター的役割の人に「若手!期待してるぞ!」とか言われて
「は・・はい」とかそんな調子。
で飲み会やって、入ったとこが元ホストクラブかよ!?みたいな作りで。
店員の人が立膝みたいに低い姿勢で、酒注いでくれるような店で。もうキてる人達が、よりクるというか、いっちゃった感じに仕上がるんですよw ヒドい親父ギャグとか言い出す。。軽蔑したいけど、悲しいかな腕は凄いんだw
(普段どんな生活してんだこの人達は?って今でも思うけど。)
で、その後の大仕事でガンガンダメ出しを受けて疲弊し、でしばらく経って、なぜかその曲が受かって食えるようになったはいいが。。その時点で、「もう俺の能力じゃついていけない」となっていた。で、そっから大幅に端折って。今です!
セッションで少し演奏力は上がっても。瞬時にコードを読み、それでどう弾くかとかはかじったけど。作曲能力はそれほど関係ないからね・・。
だから、対位法。ちょっと楽しみですね。いまは〝別にボンクラでいい〟という前提で始めてるから、楽しめるんですけどね!