体の中の〝空間〟を実感する - 『チベット聖なる音のパワー』

テンジン・ワンギェル・リンポチェ著。

 

著者はチベットに仏教以前から根づいているボン教の師。ガイドCDつき。

 

 

わかりやすい良書

 

前に同じ著者の本を読んでいて、そちらは結構複雑な瞑想法だったので、途中でやめちゃった・・^^;

 

こちらは立ち読みしていて、「あれ?意外に面白そうだな」と思って購入。

 

チベット仏教本は数読んだのですが、このリンポチェの本はまた切り口がちょっと違います。チベットには仏教でも流派がいくつもあり、

 

このリンポチェの説くボン教はその中のニンマ派とと共通点を持っています。

 

ハタヨガなどインドのものに近い部分(チャクラや脈管という考え方)もありつつ、この本で扱っているチャクラ(集中に適した体の重要部分)は5つ。 

 

それぞれのチャクラに対応した音を歌う瞑想です。

 

5つしかないので、単純明快で楽。にも関わらず体の反応を感じ取りやすい内容だと思います。リラックスもできます。久しぶりの目から鱗の良書です。

 

以下、音とその効果をざっとまとめると・・ 

 

 

音と効果

 

〝ア〟         〈額のチャクラ〉        空間(存在の源)とつながる 負の要素の浄化

〝オム〟     〈喉のチャクラ〉   完全性・満足感   

〝フン〟     〈心臓のチャクラ〉 幸福感・四無量心(慈悲)

〝ラム〟     〈へそのチャクラ〉 四無量心の拡大

〝ザ〟   〈秘密のチャクラ〉   願いの実現・自信

 

 

こんな内容になっています。ガイドCDも日本語訳でコンパクトにまとまっているので、丁寧なつくりです。 ただ従って音を歌うだけでも体の温かみとか、充実感とかなんらかの実感が返ってくると思います。

 

 

こちらのボン教が目指すのは、ゾクチェンと呼ばれる境地です。wiki 参照↓

 

ゾクチェン - Wikipedia

 

解説が難しいものが多いのですが、ありのままの状態、全体への気づきが確立された境地、悟り。だと理解しています。

 

修行のステップや経典は複雑ですが、達する境地はものすごくシンプルです。

 

以前は解説書を読んでも、「境地はわかったけど、具体的にどうすればいいの?」と思いあまり深入りしなかった分野ですが、この本でなにかつかめた感じがしました。

 

実際やってみると、感じられるし、理解が深まると思います。

 

 

ここのところブログをさぼって、この瞑想ばっかりやってました😂

 

そのくらい興味を引かれる内容でした。

 

 

 

チベット聖なる音のパワー (CDブック)

チベット聖なる音のパワー (CDブック)