そんなに頻繁には聴かないけど、時々聴くといい音楽。ということで
今回は、ブライアン・イーノ 、 ハロルド・バッド - Ambient2: Plautex of Mirror (1980)です。
邦題は『鏡世界』だったっけ?
いいのいいの
「いいのいいの、ブライアン・イーノ!」でおなじみの
あのブライアン・イーノです(笑)
初めて買ったのは、20年近く前、確か町田か渋谷のタワレコのはず。。
嫌なことがあって、寝るときによく聴いてましたね(これが世に言う〝寝逃げ〟である)
どういう環境で録ってたのかわからないのですが、質感もアナログのいいぼやけ方や飽和の仕方をしていますね。
1980年ていったらトーキングヘッズの Remain in Light とか、ブライアン・イーノ大活躍の時期ではないですか。
プロデュース作 No New York (1978)とかと対極の落ち着いた静寂の世界です。
そこは敏腕プロデューサー兼・作り手と言うこともあって、引いて見ている。
激しいものであれ、静かなものであれ。審美眼とかそれに対する判断だけ行える人物と言う気がします。
僕はイーノ関連作ってだけで、よくわからなくても聴いてました。「よくわからんけど、イーノがいいっつうんだから、そのうち分かるだろ」と言うようなスタンス。
チルアウト
そう言う背景抜きにしても、本当に落ち着くのにもってこいのアルバムなので、オススメです。
まさにチルアウトするための曲群。〝チルアウト〟はもっと後の90年代のアンビエントを象徴する言葉になりました。
使われている楽器もピアノをメインに、ローズ(電子ピアノ)、シンセ(地味〜な背景音として)、コーラス(本当の声かシンセで作っているのか謎)。
使う楽器も限定して全体の設計も緻密なのに、流れるようにすら聴こえますよね。
ゴールデンウィークは、これ聴いて寝ましょう😪!
- アーティスト: Harold Budd
- 出版社/メーカー: Astralwerks
- 発売日: 2004/10/05
- メディア: CD
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