なんでそんなに?
坂本教授が中学生でドビュッシーにどハマりしたって、その影響に何度も言及にしていた。
昔はそんなに、影響されてるかな?くらいに思っていた。
今課題になっている前奏曲集だって、昔は聴いてて寝てたくらいだから。
今になって弾いて、分析して初めてその影響の濃さがわかります。
今回のⅵ 雪の上の足跡 は、Castalia(YMOの2枚目収録。最近はオーケストラ編成でやってます) と少し作りが似ています。ひとつのモチーフの
繰り返しの過程でハーモニーが変わっていくっていうやつ。
同じく有名な Techno Polis この曲はド頭の「TOKIO!」って部分が、Gm7→G7 Dm7→D7 て進行になってますが。これも昔不思議で仕方なかったですね。
その後の前奏も同じく。
ブルースとかの装飾的なコードの変わり方ともちょっと違う。この〝知らない間にマイナーからメジャーに変わってるやつ〟もドビュッシーに出てきます。
あとはテクノポリスとちょっと似てるんですけど U.T のサビの部分 。メジャーマイナー
入り乱れてしかも和音の平行移動もします。
本当は、枚挙にいとまなしなんですけど。今回はすぐ浮かぶYMOの曲で。
若い時は『テクノデリック』が一番好きなアルバムでしたが
最近やたら2枚目の ソリッドステートサバイバー をよく聴いてます。