例えば Ten Feet Tall (1979)って曲だとサビのとこの F Em D Em
アルバム中ではこの曲だけサイケデリックっぽい。歌詞もそうです。
これってドビュッシーのサラバンド(『ピアノのために』1901年←20世紀の幕開け)とか、
ああいう浮遊した。調性的ではないコード進行だなと思って。
旋法の、ドリアンにコード付けたような。↓ あと弦楽四重奏曲もこういう傾向があります。
ギターっぽい発想
同じような音の組み合わせが好きだから、三つ子の魂百までじゃないけど
そういうタイプの音楽に惹かれるんだなと・・単純なんですよね。
これはピアノよりギターの方が発想として出やすいコード進行だと思います。
ドビュッシーはベーメン風舞曲とか、スペイン趣味の音楽もかなり数作っていますが
スペインはギター音楽で有名だし。東欧の音楽からも影響を受け、ジャポニズムや浮世絵も好きだったようで。
少し後の世代のスペインの作曲家、ファリャはドビュッシーに尊敬の念をこめて
『ドビュッシーの墓のために』っていう曲を書いてます。めっちゃファリャらしくて
ラストにちょっと引用っぽいフレーズが入って粋な作品です。
その辺がヨーロッパは地続きだから、影響し合うのが早いですよね。
その代わり喧嘩したら戦争にもなっちゃうんですけどね・・。
上のギターの方がっていうのは、コードの抑えやすさと
単純に弦楽器の方が、平行移動がしやすい楽器だから。
和音の平行移動はピアノの方がコードチェンジが大変ですね。
上のTen feet〜 は男前ベーシストのコリンさん作ですけど。
アンディ作のものだと、より急な転調。ジャズで言う所の、アウトフレーズ(ちょい調子っぱずれのフレーズ)。
急に難しいコード使うなど。これらも10年以上前、初めて聴いたきは「なんじゃこりゃ?でもかっこいい😎」と思ってました。
最初すごくびっくりしたけど、まぁ同じ世紀の最初と最後の方、同じヨーロッパ。
イギリスの階級は厳しいとはいえ・・レコードなりラジオなりで耳にしてるよな。
教会もあるしな、日本よりはは自然に触れられそうだな。。と思ったら、まあ・・そうか・・と、冷めてきてしまった😂
そして海外ドラマへ
フランスはカトリックのお国柄で、普通にコラールとか教会で聞けるそうです。
イギリスの音楽は好きだけれど、イギリスの社会については知らなくて。
その辺、ドラマの〝SHERLOCK〟で思い知らされました。
友人と見て「おれこのドラマ苦手だわ、映像がうるさくてノイズが多い」とか言ったりとか。「イギリス苦手だわ」って言うくらいに😈
あれその後も見続けたんですけど・・面白いけど、苦手ですね。
同じイギリスの、「トレインスポッティング」(1996)とか見た時に似てるかもな。
驚かせる仕組みとガチャガチャ感。。すかねー。
しかし、Mr.ベースマンのコリンさんは素直ないい曲をさらっと書くよなー🤔