小6らいの頃、一度ギターを挫折しているのもあって。
そのコンプレックスみたいものを大学まで引きずっていました。
で大学でもちょこちょこトライしつつ、大人になってから改めてギターを始めたのですが。ある程度身についてから発想が変わった気がします。
ギターで覚えたこと
指板のマッピング(どこがドでどこがファでなど)が、ピアノのように覚えやすい並びではないこと。
多分楽器のマップが、脳内マップに影響するんでしょうね、それで音楽の好みも結構変わりました。
なので即興的に弾く時の手癖も自ずと違うものになります。
それと、特にロック・ジャズなどのテキストで学んでいると、モードは当然のように出てくるし。ブルースやファンクなどの型も必ず通る事になり。
和声で習った機能的(調性的)な考え方から自由になる気もします。→コード的発想
学校で習ったことと現場で覚えるのとは違うっていう感じにも近いです。
ドビュッシーをどんどん分析するきっかけになったのも、ギターの影響が大きい。
フランス印象派のサティ・ドビュッシー・ラヴェルあたりは、機能から外れた発想の宝庫だからです。
今はコードで発想してる人の作った音楽の方が、世の中で圧倒的に多いと思うし
僕が学生の頃で既に、知人のお母さんでピアノの先生から
「和声って、またそんな面倒な何年かかるかわからないものを・・」って
物好きという風に見られましたからね😂
なぜ和声を学んでたかというと、それこそどうしてこの音からこの音に行くのか
っていうロジックを知りたかったのです。当時は・・。
どちらかというと分析とか初見演奏とかばっかりに役立ってますね。今は💦