bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

ボイシングの話 立志篇

ピアノだと

 

ボイシングまたはヴォイシングは音の配置のしかたのことです。

 

ピアノで人の伴奏とかやると複雑にとってしまう。

Aって書いてあってもA△9とか。

 

あと個人的に開離配置(オープンボイシング)が苦手です。パッと思いつきにくい。

 

楽器の性質上そういう風に音をリハーモナイズしやすいです。奇抜な並びも結構やりやすい。

 

ギターだと

 

ギターは出せる音が6音と制約があり。

しかも独特の並びなので、発想が変わります。1〜3弦でいわゆる小さなコードを取ったりとか(高音の3つの弦で三和音が出せるようになっている)

 

〝ベース音を弾かなきゃ〟っていうピアノの強迫観念から解放される気もします。

 

あと、単純なコードでも結構格好がつく。音数の制約とエレキギターの場合歪み系エフェクターの存在が大きい。倍音が複雑になります。音も減衰もしにくい。

 

リード楽器としての地位を得た歴史は意外と浅く。ずっと伴奏楽器だったのが

エレクトリックギターができてから、音量も派手さも獲得したとどこかで読みましたが。

 

「こっちの音はギター1が弾いているから、じゃあまあリフは2に頼んで・・」

とか。「ベースが弾いてるからいいやConAで」

 

とかアンサンブルで分担する発想にいきやすく。結構責任逃れができるというw

 

あるある話

ギタリストで厳密にコードのことを言ってくる人に会ったことないです。

 

逆にピアノでジャズみたいなコード弾くから引っ張られると言われたことはあります

🎹

 

不思議なことにクラシックの弦関係の人もコードについてあまりうるさく言わない、

けどピアノ伴奏はとかく手下のように扱われることも多く

「ヲイ、ピアノはなんでも弾けるってわけじゃないんだよ!」って思うことはあります。