ベーシスト的作曲法・・なのか?
この曲から、コリン・ムールディングはソングライターとしてのスタイルを確立するように思います。
ドローン・オスティナート図式と勝手に呼んでいます。(民族音楽の用語。一定した通奏低音(ドローン)と高音が動く形がよく見られることから)
この曲の場合、ギタリストのグレゴリーが〝ドデデンデドデ〟っていうパターンをずっと弾いてますね🎸 ミニマルミュージックかってくらい。
で、コードを引っ張る役はベースがやっている。アンディはリベロみたいな役・・
コード弾いたりリフ・ソロ弾いたり。
これは一聴するとシンプル。しかし、フレーズが固定されているギターと、ベースの音の取り方の妙で複雑な音響も出せる。9th・11th・13thとか。
この構造は、コリンの他の曲でも用いられています。Making plans for Nigel ・ Generals and Majors など。 彼の曲がキャッチーなのはこういう曲作りから来ているのかもしれない。
奇しくも細野晴臣さんも、こういう作曲をやるんです。ラップ現象・スポーツマン・Focus その他色々。
ベーシストならではって面もあるのかな?