これは、いいテキストだなと思いました。ちゃんとフレーズ・ヴォイシングの移調バージョンが書かれています。(リトルピシュナみたいな体裁です)
・ジャズのフレーズ独自指の動き
・ハーモニーの流れ
・ヴォイシング、コードの配置
を一度に一つの楽譜の流れで覚えようという試みです。
よくあるヴォイシングが左右含めて指の感覚で覚えられたり、フレージングの常套句にもだんだん慣れていくことができます。
全体を弾こうとすると、かなり脳にくるというか・・・〝面倒くさい!もう寝よう〟ってなると思うのですが、
少しずつ学んで、ある日自分のフレーズとして使えるようになるというのは理想的だと思います。
そういういったことを踏まえて、成長が割合見えやすい楽譜ではないかと・・!
50の課題のうち1日、1〜2つずつやっていっても充分だと思います。各課題の準備段階の練習も用意されています。
私は面倒くさがりで。この系統の楽譜を買っても、
値段ばっか高くて使えないな、ハッ(`ロ´;) !となりがちだったのですが。
こういうジャズ系の輸入翻訳書で初めて続けていけそうだと思えた一冊です。(今までなかったのかという話・・)
私はジャズに苦手意識があり、アドリブもものすごく勘に頼っています。これで少しはその辺がしっかりするかなと思っています。
そういった意味でオススメです!
ジャズ・ピアノ上達のための50のエチュード ジャズ・インヴェンション 模範演奏CD付
- 作者: Bill Cunliffe (ビル・カンリフ/ビル・カンリフェ),木村小百合,山口紀子
- 出版社/メーカー: エー・ティー・エヌ
- 発売日: 2015/05/19
- メディア: 楽譜
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