3人のグルーヴ
文字通り、1996年。中三の僕はこのアルバムを聴きまくり。友達の貸してくれたビデオ(確かフジテレビかなんかの録画)で演奏を熱心に見てました。
クラシックの楽器って格好いい!って思った初めてのことです。
アントニオ・カルロス・ジョビングループのジャック・モーレンパウムと
普段はクラブミュージックとか聴いてたらしい、エバートン・ネルソン。
グルーヴ無双のふたりを起用していたこともあり、すごくクールに映ったのでした。
その時点でスコアがなかったので、耳コピもし、
で、唯一友達でヴァイオリンが弾けるやつと一緒に遊びながら演奏しました。
(後にスコアはビデオのおまけでついてきました)
彼は鈴木メソッドで習っていたらしく、譜面を見るとすぐメロディを覚える🎻
それで出るグルーヴからしても、こりゃもうバンドだなと思い
その後ジャズのビルエヴァンストリオとかトリオものをよく聴くようになったきっかけにもなりました。
これがなければ、クラシックの作曲法なんか習おうなんて思ってないです✏️
高二くらいに初めて書いた曲もピアノトリオでした。
そして現在へ・・・
そしてなう。原点を見直してみるかと思って、ヤフオクでスコアも落札して。
そしたらさすがに時間も経って経験値もありますから。
当時はめちゃくちゃ難しく感じたスコアがチョロい!ちょっと寂しくもありました。刺激的に感じなくなっている・・。
ここ三度でハモってただけだったのか!とか、ピアノの左手こんなに簡単だったのか!
とか、ここは地球だったのか!!🐵
とか色々。
で、当時から好きな曲は変わらず、映画音楽系よりも本人のアルバムのために作ったものの方が比率が高いです。
・・・1919 美貌の青空 千のナイフ 東風 M.A.Y in the Backyard Self Portrait など
1919は、特に今弾くとストラヴィンスキーのバレエ音楽のいいところを凝縮したようなコードですね。あの人もグルーヴ魔王だからね。