抑制と解放
細野晴臣さんのベース奏法。個性的なパターンに気づいたのは、アンビエント時代の
ヘリオセラピーって曲。
90年代でパソコンに向き合ってばっかりだったってご本人も回想している時期、これもシンセベースで打ち込みです(たぶん)。
でも、このアルバムを聴き込んでいた時、「あれ?これって細野さんの弾くベースそのものじゃないのか?」と思ったことがありました💡
地味な音色でタメを作っておいて、〝ダダっ〟て解放するサイクル。
体操 これはスラップも使って・・サイクルが早いですが。〝でどどー ンベッ!〟
この曲はうわものがミニマルミュージックだけど、ノリはブギーだと。
で、ライブ版だとラリー・グラハムと逆パターンの「ダーだっダーだっ」ていう
ノリで弾いています。(レガート☞スタッカートの反復)逆グラハムと呼んでいます😂
音色とノリとか譜割の細かさ・・諸々の緩急で勝負するプレイヤーなのだと。
つづく・・